ヤングプラザ午前3時

ヤングプラザ午前3時

『ヤングプラザ午前3時』は、1978年4月9日から1981年4月5日までの間、毎週土曜日の深夜にTBSラジオで生放送されていたラジオ番組です。この番組は、リスナーにとっての新たな音楽の発信源であり、深夜の楽しみとなっていました。

番組の歴史

番組は阿部敏郎が初代パーソナリティを務め、その後1979年10月からは豊島たづみにバトンが引き継がれました。豊島の独特なトークスタイルと彼女の持つ人脈を生かしたゲスト出演者の登場が、この番組を特別なものにしました。放送時間は毎週土曜日の27:00から29:00までで、リスナーは週末の深夜に新しい音楽や情報を楽しむことができました。

コーナー紹介

一言インフォメーション

このコーナーではリスナーからの伝言板とコンサート情報が紹介され、音楽ファンにとって役立つ情報が提供されました。

名作傑作No.1

歌手たちの楽曲の中からベスト3を選定するこのコーナーは、リスナーの間でも密かな盛り上がりを見せました。好きな曲が選ばれる喜びを共有できる場となり、リスナーの参加意識を高めました。

わたしの愉快な仲間たち

豊島が交流のあるアーティストを迎え、トークやミニライブを行うこのコーナーは、番組の大きな魅力でした。各々のゲストの個性が引き立ち、リスナーに新たな発見を提供しました。

がんばれタブチ

この独特のコーナーは、阪神タイガースから西武ライオンズに移籍したばかりの選手・田淵幸一についての面白い投稿を紹介しました。「がんば～れタブチ」というテーマ曲が使用され、楽しい雰囲気を演出しました。また、当時人気の相撲力士・千代の富士への応援も行われ、多くのファンを惹きつけました。

雑多なコーナー

豊島の愛称で知られる泉麻人が「チャラチャラ歌謡評論家」として登場し、アイドル曲のB面トラックなどを紹介するコーナーもありました。このように、豊島が趣味や興味を持つ様々なテーマを取り入れることで、番組は常に新鮮な内容でリスナーを楽しませました。

ネット局

『ヤングプラザ午前3時』は、信越放送、山陽放送、RKB毎日放送、琉球放送などのネット局を通じて、広くリスナーに愛される番組となりました。

結論

『ヤングプラザ午前3時』は、シンプルながら深夜ラジオの持つ特性を最大限に活かした番組であり、様々な音楽とコミュニケーションの場を提供しました。放送終了後も、多くのリスナーの心に残る名番組として記憶されています。

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