ユニキャラプロジェクト

ユニキャラプロジェクトの概要

ユニキャラプロジェクトは、株式会社ディー・エル・イー（DLE）と広島ホームテレビなどが共同で実施しているキャラクタープロジェクトです。このプロジェクトは、地域に根ざしたキャラクターを通じて、地元の文化や魅力を発信することを目的としています。2010年10月からスタートしたこのプロジェクトには、DLEと広島ホームテレビの他にも学研ホールディングスやソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが参画しており、2012年4月からは秋田放送も加入しました。以前は愛媛朝日テレビも参加していましたが、2013年にプロジェクトを離れています。

プロジェクトの成長と変遷の中で、広島ホームテレビは2016年、秋田放送は2017年にそれぞれ離脱しましたが、プロジェクト自体は今も多くの人にご愛顧されています。プロジェクトの内容としては、主に「たまこちゃんとコックボー」と「ブラッコ」という2つのシリーズがあり、これらはテレビ番組の合間や天気予報としても放送されています。特に「たまこちゃんとコックボー」は、広島県や愛媛県、秋田県の他の地域でも支持を受けており、投稿された動画は14万再生を超えています。

主なキャラクター

たまこちゃんとコックボーシリーズ

• - たまこちゃん: プロジェクトの中心的キャラクター
• - コックボーさん: たまこちゃんの相棒的存在
• - モグP: 第4弾で初登場し、公募により名前が決定
• - 謎のイケメン: 声は鈴木達央が担当

ブラッコシリーズ

• - カムチャツカ・プリティ
• - チシマ・ポチャッコ
• - アラスカ・ビューティ

テレビシリーズの展開

ユニキャラプロジェクトでは、数多くの放送シリーズが発表されています。たとえば、2010年10月には第1弾として「たまこちゃんとコックボー」が放送され、その後も様々なテーマで続編が制作されました。以下に、主要な放送タイトルを挙げます。

• - 2011年: 「貝がらブラッコ」、続いて「たまこちゃんとコックボー」シリーズの第2弾から第6弾
• - 2013年: 「たまこちゃんとコックボー 食材てんこもり編」

映画版

プロジェクトの中には映画版もあり、2015年3月28日に「たまこちゃんとコックボー」が公開されました。映画版においては、DLE及びたまこちゃんとコックボー製作委員会が製作を手がけ、主題歌は私立恵比寿中学の「テブラデスキー 〜青春リバティ〜」が起用されました。この映画版では、声優陣も豪華で、主役のひよ子役は廣田あいかが務め、彼女にとっての映画初主演となります。

地域貢献

ユニキャラプロジェクトは、単にキャラクターを開発するだけでなく、地域の企業ともタイアップしています。たとえば、「たまこちゃんとコックボー」は広島の地元スーパーイズミの食育キャンペーンキャラクターとして起用され、広島ガスでも同様に活用されています。また、「貝がらブラッコ」に関しては携帯電話用アプリ「貝をやく!!」が配信され、大好評を博しました。新作「貝をやく!!2」には、人気イラストレーターKEIによって擬人化されたキャラクターも登場しています。

グッズ販売

さらに、キャラクターグッズも展開しており、広島ホームテレビのウェブサイトでオンライン販売が行われています。地域から発信されたキャラクターたちは、様々なメディアを通じて多くの人々に親しまれています。

このようにユニキャラプロジェクトは、キャラクターを活用した地域の魅力発信と文化の継承を目指す取り組みとして、今後も発展し続けることでしょう。

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