ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所

有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所（USP研究所）

有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所は、ユニケージ開発手法の研究及びその技術のライセンス販売を行う営利企業です。代表取締役には當仲寛哲が就任しています。ユニケージ開発手法とは、独自に開発されたプログラミング手法で、特に効率性と柔軟性を重視しています。

事業内容

USP研究所は、ユニケージ開発手法に加え、同社が設計したツールやミドルウェア、パッケージシステムのライセンスを販売しています。これらの製品は、ユニケージ開発手法を適用するために必要です。また、同社は教育にも力を入れており、ユニケージ開発手法に関する講座や技能検定を実施しています。これにより、ユーザーが技術を習得し、実際の開発に活かすことができるよう支援しています。

さらに、出版事業にも取り組んでおり、関連書籍や雑誌の発行を行っています。「プログラミング言語AWK」や「伽藍とバザール」といった著名な著作の復刊も手掛けており、プログラミング分野において重要な資料を提供しています。これらの書籍は、2013年以前は限定された書店や直販での取り扱いでしたが、現在は一般書店でも入手可能となっています。「シェルスクリプトマガジン」という月刊誌も発行しており、これは2015年以前は「USPmagazine」という名前で親しまれていました。また、C言語に関する「Cプログラム高速化研究班」という書籍も日本語と中国語の両方で刊行されています。

USP研究所のロゴマークである「吾唯足知」は、京都の龍安寺にある蹲居をモチーフにデザインされています。このシンボルは、企業の理念を反映しており、必要なことを理解することの大切さを伝えています。

BSDコンサルティング株式会社

平成24年6月には、有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所の完全子会社であるBSDコンサルティング株式会社が設立されました。こちらも代表取締役は當仲寛哲が兼任しており、取締役には後藤大地が名を連ねています。BSDコンサルティング株式会社は、様々なコンサルティングサービスを提供し、特にオープンソースのソフトウェアに関連する分野での専門的な支援を行っています。

最近、USP研究所の代表である當仲寛哲と、オープンソースOSのコミッターである後藤大地との対談が、広告記事として発表されました。この対談では、ユニケージ開発手法に対する熱狂の背景や、近年の技術トレンドについて触れていますが、実際にはBSDコンサルティングの経営陣同士のディスカッションでもあります。

結論

有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所は、ユニケージ開発手法を核にした多角的な事業を展開しており、教育、ライセンス販売、出版など幅広い分野において影響力を持つ企業です。これからの技術の進化と共に、さらなる成長が期待されます。

もう一度検索