ライアン・ブレイジア

ライアン・デビッド・ブレイジアのプロフィール

ライアン・デビッド・ブレイジア（Ryan David Brasier）は、1987年にアメリカ合衆国テキサス州ウィチタフォールズで生まれたプロ野球選手で、主に投手として活躍しています。彼は右投左打で、現在はメジャーリーグベースボール（MLB）のロサンゼルス・ドジャースに所属しています。日本プロ野球（NPB）では「ブレイシア」という名で知られています。

経歴

プロ入りとエンゼルス時代

ブレイジアは、2007年のMLBドラフトにおいてロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムから6巡目（全体208位）で指名され、契約を締結します。彼のプロ初登板は、傘下のルーキー級オレム・オウルズでのことでした。ここでは26試合に登板し、1勝2敗、9セーブ、防御率2.08という好成績を収めました。その後の年も、エンゼルスのマイナーリーグチームで順調に成績を伸ばし、特に2011年にはリリーフに転向し好成績を収めることに成功します。

2013年にはメジャー昇格を果たし、ボルチモア・オリオールズ戦でメジャーデビューを果たしました。この年、メジャーでの成績は7試合の登板、防御率2.00でしたが、2014年は右肘の故障によりシーズンを全休します。その後、エンゼルスからFAになりました。

アスレチックス傘下時代

ブレイジアは2015年にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、一時は好成績を残しましたが、再びメジャーリーグには戻れませんでした。

広島時代

2016年に広島東洋カープが彼を獲得し、NPBでのキャリアが始まりました。初年度の2017年には26試合に登板し、2勝1敗、防御率3.00でチームに貢献しました。しかし、オフに自由契約となります。

レッドソックス時代

続いて、2018年にはボストン・レッドソックスと契約し、特に好成績を残し、ポストシーズンではワールドシリーズ優勝に貢献しました。翌年もメジャーでの出場が続いたものの、2023年にチームからDFA（指名解除）され、FAとなります。

ドジャース時代

その後、ブレイジアはロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を締結し、2023年にはメジャーでの再出発を果たします。ドジャースにおいても彼の投球が注目され、今後の活躍が期待されます。

選手としての特徴

ブレイジアは、160km/hに迫る速球と共に、スライダーやツーシームなど多彩な変化球を駆使する本格派右腕です。また、広島時代から続く背番号70に対して強い愛着を持っています。彼のプレースタイルは、力強さと柔軟さを兼ね備えており、投手としての成長が楽しみです。

結論

ライアン・デビッド・ブレイジアは、メジャーリーグと日本プロ野球の両方で経験豊富な投手です。これからのシーズンでも、その能力を発揮し続けることでしょう。

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