ラインホルト・ヤボ

ラインホルト・ヤボ（Reinhold Yabo、1992年2月10日生まれ）は、ドイツのノルトライン＝ヴェストファーレン州アルデンホーフェン出身の元プロサッカー選手です。コンゴ民主共和国にルーツを持ち、主にミッドフィールダーとして活躍しました。

クラブ経歴

ヤボは2001年に1.FCケルンの下部組織に入団し、その才能を開花させました。2009年には、ドイツサッカー連盟が将来有望な若手選手に贈るフリッツ・ヴァルター・メダルのU-17部門で銀メダルを受賞し、その実力を証明しました。

2009-10シーズンにはU-19チームに昇格し、同年8月にはレギオナルリーガ（4部リーグ相当）のフォルトゥナ・デュッセルドルフII戦でリザーブチームデビューを果たしました。そして2010年4月には、VfLボーフム戦でトップチームデビューを飾り、プロサッカー選手としての第一歩を踏み出しました。シーズン終了後には、フリッツ・ヴァルター・メダルのU-18部門でも銀メダルを受賞し、その才能を改めて示しました。

その後、ヤボはFCレッドブル・ザルツブルクに移籍し、オーストリア・ブンデスリーガで2度の優勝（2015-16、2017-18シーズン）を経験するなど、中心選手としてチームの成功に大きく貢献しました。

代表経歴

ヤボはU-15世代からドイツ代表に選出され、各年代でその才能を発揮しました。UEFA U-17欧州選手権2009と2009 FIFA U-17ワールドカップではキャプテンを務め、チームを牽引しました。将来を嘱望されたヤボでしたが、残念ながらA代表への選出はありませんでした。

プレースタイル

ヤボは、中盤でボールを奪取する能力に長け、攻撃の起点となるパスを出すこともできる、攻守にわたって貢献できる選手でした。また、リーダーシップも持ち合わせており、ユース代表ではキャプテンを務めるなど、チームをまとめる力も評価されていました。

タイトル

FCレッドブル・ザルツブルク
ブンデスリーガ: 2015-16, 2017-18

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