ラクーア

ラクーア（LaQua）: 都会のオアシス

ラクーアは、三井不動産のグループ企業である東京ドームが運営する東京ドームシティ内の複合商業施設です。2003年5月に開業したこの施設は、温泉スパを中心に、さまざまなレクリエーションやショッピングが楽しめる場所として注目されています。東京都文京区春日一丁目に位置し、都市型のレジャー施設として設計されており、特に仕事帰りの社会人女性に人気があります。ラクーアの名称は、フランス語の定冠詞「La」と日本語の「楽」、ラテン語で水を意味する「Aqua」を組み合わせたものです。このユニークな名付けに示されるように、ラクーアはリフレッシュをテーマにした非日常的な体験を提供しています。

施設の概要

ラクーアの中心となるのが「Spa LaQua」です。これは日帰り入浴施設で、屋内外の風呂やサウナ、リラクゼーションスペースが完備されています。施設内には、低温サウナや岩盤浴といったヒーリングバーデもあり、心身ともに癒される空間が広がっています。また、アカスリやエステ、マッサージなど多様なリラクゼーションサービスも提供されており、様々なニーズに応えることができます。

温泉の特徴

ラクーアの温泉は「小石川温泉」と名付けられた天然温泉で、ナトリウム-塩化物強塩温泉という特性を持っています。この温泉は、以下のような効能があるとされています：

• - 冷え性の改善
• - 神経痛や筋肉痛の緩和
• - 様々な傷ややけどの回復

日本の温泉文化を体験するには絶好の場所です。

レジャーとショッピング

スパだけでなく、ラクーアには多くの商業施設やアトラクションも揃っています。1階から9階までの各フロアには、物販や飲食店が展開されており、具体的にはユニクロやスターバックス、サーティワンアイスクリームといった人気店が入店しています。特に9階には高級焼肉店の「叙々苑」もあり、グルメな訪問客を楽しませています。

ラクーアの近くにある東京ドームシティアトラクションズでは、スリリングなアトラクションも盛りだくさんです。中でも「サンダードルフィン」と呼ばれるジェットコースターや、世界初のセンターレス大観覧車「ビッグ・オー」は、訪れる人々に忘れられない経験を提供します。これらはもちろんのこと、落差約13mのウォーターライドや靴を脱いで入るお化け屋敷もあり、家族連れにも人気です。

ユニークなキャラクター

また、ラクーアにはオリジナルキャラクターとして「ラクーアちゃん」が存在します。このキャラクターは、女性のストレスを食べてくれる女の子のお化けという設定で、ラクーアビルの屋根裏に住んでいるとされています。開業当初のCMにも出演しており、ラクーアの象徴とも言える存在です。

歴史と展望

ラクーアの開業は2003年にさかのぼり、その後も様々なアトラクションやサービスの導入を続け、進化を遂げています。例えば、2018年には靴を脱いで体験できるお化け屋敷が新たにオープンし、2023年には新しいフードゾーンも加わりました。このように、ラクーアは常に新しい試みを取り入れながら、訪れる人々に新鮮な体験を提供し続けています。

最後に

ラクーアは東京の喧騒の中で、心身をリフレッシュできる貴重な場所です。スパでの癒しや、食事、アトラクションを思う存分楽しめるこの施設は、友達や家族と一緒に訪れるのにぴったりです。都会のオアシスとして、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

もう一度検索