ラグビーウルグアイ代表

ラグビーウルグアイ代表（ロス・テロス）

ラグビーウルグアイ代表は、ウルグアイラグビー協会が組織する、ラグビーユニオンのナショナルチームです。愛称は、ウルグアイの国鳥であるナンベイタゲリに由来する「ロス・テロス（Los Teros）」です。

歴史

ウルグアイ代表の最初のテストマッチは、1948年6月2日の対チリ戦でした。南米地域においては、強豪アルゼンチン（ロス・プーマス）に次ぐ実力を持つチームとして知られています。

ワールドカップには、1999年大会に初出場。当時40歳の主将ディエゴ・オルマエチェアに率いられたチームは、プール戦でスペインに勝利を収めました。また、南アフリカとの試合では大健闘を見せ、高い評価を得ました。2003年大会でも決勝トーナメント進出はなりませんでしたが、グルジアを破り1勝を挙げています。

しかし、2007年大会の予選では、ポルトガルとのプレーオフに敗れ、本大会出場を逃しました。2011年大会の予選でもルーマニアに敗退。2015年大会の予選では、香港、ロシアに勝利し本大会への切符を手にしましたが、プール戦は全敗に終わりました。

2019年大会の南北アメリカ予選ではカナダを破り、2大会連続出場を決めました。本大会では、釜石で行われたフィジー戦で30-27という劇的な勝利を収め、世界を驚かせました。2023年大会の南北アメリカ予選では、プレーオフでアメリカ合衆国を破り、3大会連続の出場を果たしました。

ワールドカップ戦績

1987年 - 不参加
1991年 - 地区予選敗退
1995年 - 地区予選敗退
1999年 - プール戦敗退
2003年 - プール戦敗退
2007年 - 地区予選敗退
2011年 - 地区予選敗退
2015年 - プール戦敗退
2019年 - プール戦敗退
2023年 - プール戦敗退

感動的なエピソード

2019年W杯のウルグアイ対フィジー戦では、ウルグアイの主将フアン・マヌエル・ガミナラとともに入場した日本のエスコートキッズが、ウルグアイ国歌を選手たちと一緒に歌うという感動的な場面がありました。試合後、ガミナラ選手は「マスコットキッズが最後までスペイン語で歌ってくれたことに驚き、感動した」と語り、日本の人々への感謝を述べました。この心温まるエピソードは、W杯公式Twitterでも「素晴らしい瞬間」として紹介され、多くの感動を呼びました。

現在の代表

ロス・テロススコッド

ヘッドコーチ：ロドルフォ・アンブロシオ

※所属、キャップ数(Cap)は2024年12月2日現在

関連情報

7人制ラグビー男子ウルグアイ代表
ウルグアイラグビー協会)

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