ラシャ・グジェジアニ

ラシャ・グジェジアニ

ラシャ・グジェジアニ（Lasha Gujejiani、1985年8月12日-）は、ジョージア出身の柔道選手です。100kg超級の選手として、身長184cm、体重136kgという体格を活かした柔道スタイルで知られています。

人物と主な戦績

グジェジアニは、2004年の世界ジュニア柔道選手権大会で優勝を飾るなど、早くからその才能を発揮しました。翌2005年の世界柔道選手権大会では、3回戦で棟田康幸選手に敗れたものの、敗者復活戦を勝ち上がり、見事3位入賞を果たしました。この大会での活躍により、世界の舞台でその名を知られるようになります。

2006年には、ワールドカップ団体戦でグルジアチームの優勝に大きく貢献しました。団体戦での活躍は、彼のチームへの貢献度の高さを物語っています。

2007年の世界柔道選手権大会でも、3回戦でロシアのタメルラン・トメノフ選手に敗れましたが、再び敗者復活戦を制し、2度目の3位入賞を果たしました。世界選手権という大舞台で2度も3位に入賞することは、並大抵の努力では達成できません。

翌2008年の北京オリンピックでは、準決勝で石井慧選手に敗れ、3位決定戦でもフランスのテディ・リネール選手に敗れ、惜しくも5位入賞に終わりました。オリンピックでのメダル獲得はなりませんでしたが、世界の強豪を相手に善戦しました。

オリンピック後も、グジェジアニは第一線で活躍を続け、世界団体柔道選手権大会では、グルジアチームの2連覇に貢献しました。個人戦だけでなく、団体戦でもその実力を発揮できるのは、彼の強みと言えるでしょう。


主な戦績

2003年 - グルジア国際　2位
2003年 - ヨーロッパU23柔道選手権大会　2位
2003年 - ヨーロッパジュニア　優勝
2004年 - フランス国際　3位
2004年 - チェコ国際　2位
2004年 - グルジア国際　3位
2004年 - ヨーロッパジュニア　2位
2004年 - 世界ジュニア　優勝
2005年 - グルジア国際　2位
2005年 - チェコ国際　2位
2005年 - 世界選手権　3位
2005年 - ヨーロッパU23柔道選手権大会　優勝
2006年 - グルジア国際　3位
2006年 - ワールドカップ団体戦　優勝
2007年 - ドイツ国際　3位
2007年 - ヨーロッパ選手権　2位
2007年 - 世界選手権　3位
2008年 - 北京オリンピック　5位
2008年 - 世界団体　優勝
2009年 - ワールドカップ・トビリシ　2位
2009年 - ワールドカップ・バクー　優勝
2010年 - グランプリ・デュッセルドルフ　5位
2010年 - グランプリ・チュニス　5位
2010年 - 世界選手権　7位

外部リンク

* ラシャ・グジェジアニ - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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