ラジオ県民室

ラジオ県民室

「ラジオ県民室」は、沖縄県内の民間ラジオ局から放送される広報番組で、県民に向けた行政のお知らせや地域のイベント情報を提供しています。毎日5分間の放送は、沖縄の地元企業の協力を得て行われており、公共放送に依存しない新しい形の広報活動を展開しています。

放送局と放送時間

「ラジオ県民室」は、沖縄県内の三つの民放ラジオ局で放送されています。具体的には、以下のスケジュールで放送されています：

• - 琉球放送（RBC i-Radio）: 月曜から金曜、11:55～12:00（「MUSIC SHOWER Plus+」内で放送）
• - ラジオ沖縄: 月曜から金曜、11:50～11:55
• - エフエム沖縄: 月曜から金曜、12:55～13:00（「ハッピーアイランド」に内包）

これらの放送は2004年頃から平日のみとなり、以前のように土日も放送される形式ではなくなりました。また、毎年4月の初めには、年度初めにあたるため、数日間の放送休止があります。この休止期間中には、他の番組に差し替えられることになります。

担当者と番組内容

2017年からは、城間直美というフリーアナウンサーがこの番組の担当を務めています。番組のオープニングでは「ラジオ県民室の時間です。」という言葉で始まり、エンディングではその部分を省略したものが流れます。これに続いて、「この番組は・・・・の協力による、沖縄県の広報番組です。」というコメントが流れます。この「・・・・」の部分には協力している企業名が入るため、地元企業の広告が含まれることになります。実際の放送では、協力している企業のCMも流れ、リスナーに向けて新しい情報を提供しています。

広報活動の形態

「ラジオ県民室」は、県の広報活動として珍しく、直接的な県の組織ではなく、地元の民間企業が協力する形で運営されています。このため、県民は行政情報だけでなく、地域のビジネスや文化、イベント情報にも触れることができる仕組みとなっており、地域に密着した情報発信がなされています。このような形式は、他県の広報番組ではあまり見られない特徴です。

まとめ

「ラジオ県民室」は沖縄県の特色を生かした広報ラジオ番組として、県民に重要な情報を周知する役割を果たしており、聞き手にとって親しみやすく、有意義な内容となるよう日々工夫されています。地元企業との協力によって成り立っているという点も、地域活性化に寄与する形となっています。

もう一度検索