ラストダンスには早過ぎる

岩崎良美の「ラストダンスには早過ぎる」は、1983年4月21日にリリースされた彼女の13枚目のシングルです。キャニオンレコードから発売されました。

この楽曲は、当時岩崎良美の事務所サイドのプロデューサーに就任した、元ザ・タイガースの森本太郎の意見がきっかけとなり、カントリー調の曲として制作されました。それまでの岩崎良美のイメージとは異なる、新たな一面を引き出す試みとして注目されました。

作曲を担当したのは上久保純。彼はかつて″ジュン上久保″の名で音楽活動をしており、この楽曲では作曲家として才能を発揮しました。現在は広島県を中心に、数々のイベント企画などを手掛ける会社の社長を務めています。音楽業界からビジネスの世界へと転身し、その手腕を発揮している人物です。

作詞は売野雅勇が担当。売野雅勇は数々のヒット曲を手掛けており、この楽曲でも印象的な歌詞で楽曲の魅力を引き立てています。編曲は大村雅朗が担当。大村雅朗は、日本の音楽シーンを代表する編曲家の一人であり、この楽曲でもその才能を遺憾なく発揮し、カントリー調のサウンドを洗練されたアレンジで仕上げています。

B面には「波にさらわれた恋」が収録されています。こちらも作詞は売野雅勇、作曲は小田裕一郎、編曲は大村雅朗が手掛けており、A面とは異なる魅力を持つ楽曲として、ファンから支持されています。

「ラストダンスには早過ぎる」は、岩崎良美の新たな魅力を引き出した楽曲として、現在も多くのファンに愛されています。カントリー調のメロディーと、切ない歌詞が印象的な楽曲です。

収録曲

1. ラストダンスには早過ぎる（4分25秒）
作詞：売野雅勇 / 作曲：上久保純 / 編曲：大村雅朗
2. 波にさらわれた恋（3分26秒）
作詞：売野雅勇 / 作曲：小田裕一郎 / 編曲：大村雅朗

関連項目

1983年の音楽
80-87 ぼくらのベスト 岩崎良美 CD-BOX

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