「ラップスタア誕生!」は、
ABEMAで配信される
オーディション番組で、次世代のラッパーを発掘することを目的としています。
番組はヒップホップMCであるRYUZOのアイデアに基づいてスタートし、彼はこの企画を「フリースタイルブームへのカウンター」と位置づけています。
2017年5月5日にはエピソード#0が放送され、エントリー方法や審査プロセスが詳細に説明されました。その後、
7月1日には第1回の放送が行われ、一次審査を通過した参加者が発表されました。
2018年3月7日には「ラップスタア誕生!」のシーズン2がAbemaSPECIALチャンネルで放送を開始し、このシーズンからMCが
トレンディエンジェルの斎藤司に変更されました。
2018年10月にはシーズン3が始まり、レギュラーキャストはそのままでしたが、初回は
岡本夏美がドラマ
撮影のために不在だったため、バッドナイスの常田が代役を務めました。2020年8月からは新たなシリーズが始まり、仮タイトルは「RAPSTAR2020」とされましたが、最終的には従来の
番組名の「!」を省略して「ラップスタア誕生」に統一されました。
この
オーディションには特定の
レコード会社や事務所と契約を結んでいないアーティストであれば応募可能で、選ばれた6か所のトラックから1曲を選択し、オリジナルのリリックを乗せたパフォーマンスを収録した動画を応募する方式が取られています。一次審査を通過した10名は二次審査に進むことができ、この段階では
番組側が各参加者の元に訪問してライブパフォーマンスを
撮影します。
また、シーズン2からは「ラップスタアキャンプ」という新たなステージが追加され、参加者は24時間内に楽曲を制作し、その内容が審査されるという形式が採用されました。シーズン3ではバトル形式の審査も取り入れられ、最終的には
東京都内のライブステージでファイナルステージが行われます。2024年には幕張メッセでの開催も予定されています。優勝者には300万円が進呈されることが決まっています。
番組のMCにはオードリーの
若林正恭、そして
トレンディエンジェルの斎藤司が起用され、アシスタントMCは
岡本夏美が担当しています。審査員陣にはANARCHYやHUNGER、SEEDAなど、著名なラッパーが揃い、各シーズンで多彩なトラック提供者が参加しています。
「ラップスタア誕生!」は、ヒップホップの文化を代表する重要な
番組として、今後も多くの才能を世に送り出していくことが期待されています。次世代ラッパーを目指す挑戦者たちにとって、この
番組は間違いなく夢の舞台となるでしょう。