ラテンアメリカンシリーズ

ラテンアメリカンシリーズとは

ラテンアメリカンシリーズ（スペイン語: Serie Latinoamericana、英語: Latin American Series）は、かつてコロンビア、メキシコ、ニカラグア、パナマ、アルゼンチン、キュラソーといった中南米の国々の冬季リーグ優勝チームが参加し、覇を競い合う国際野球大会でした。

2013年に始まったこの大会は、中南米の野球のレベル向上と、各国のリーグ間の交流を深めることを目的としていました。

しかし、2024年からは大会の規模を拡大し、ラテンアメリカ地域以外のチーム、特にアジアのチームも参加を可能とすることで、大会名をインターコンチネンタル・プロフェッショナル・ベースボール・シリーズ（英語: Intercontinental Professional Baseball Series）に変更し、新たなスタートを切ることになりました。

大会の変遷

ラテンアメリカンシリーズは、開催年によって対戦方式が異なっていました。

2013年: ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）でも採用されているダブルエリミネート方式のトーナメント戦が採用されました。
2014年: 1回戦総当りのリーグ戦で順位を決定した後、上位4チームによるステップラダー方式のトーナメント戦で優勝を争いました。準決勝と3位決定戦はダブルヘッダーで行われ、決勝戦は翌日に開催されました。

2017年には、アルゼンチン、キュラソー、チリ（その後参戦中止）が大会への参加を表明し、参加国が拡大する見込みとなりました。

参加リーグ

ラテンアメリカンシリーズには、以下のリーグの優勝チームが参加していました。

リーガ・コロンビアーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル (LCBP)
リーガ・インベルナル・ベラクルサーナ (LIV)
リーガ・ニカラグエンセ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル (LNBP)
リーガ・プロフェシオナル・デ・ベイスボル・デ・パナマ (PROBEIS)
リーガ・アルヘンティーナ・デ・ベイスボル (LAB)
キュラソー・ベースボール・リーグ (CBLP)

今後の展望

インターコンチネンタル・プロフェッショナル・ベースボール・シリーズとして生まれ変わることで、大会の国際的な魅力はさらに高まることが予想されます。アジアのプロ野球リーグとの連携を深め、世界中の野球ファンが注目する大会へと発展していくことが期待されています。

関連項目

カリビアンシリーズ
アジアシリーズ
アジア プロ野球チャンピオンシップ
ヨーロピアン・カップ・チャンピオン

外部リンク

* serielatinoamericana.com（スペイン語）

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