ラトゥラトゥ

ラトゥラトゥ

ラトゥラトゥ（LATU LATU）は、インターネット上で活動するタケヤキ翔がボーカルを務める日本の音楽プロジェクトです。当初はロックバンドとしてスタートしました。

結成と初期メンバー

このプロジェクトは、2019年3月に、YouTuberとして広く知られるタケヤキ翔と、YouTubeを中心に音楽クリエイターとして活動していたマイキの二人が共に音楽を制作しようと意気投合したことから始まりました。結成当初は二人が中心メンバーとして活動を行いました。

初期メンバー:

タケヤキ翔: ボーカルと作詞を担当。プロジェクトのフロントマンであり、YouTuberとしても活動しています。イメージカラーは青色。
マイキ: サウンドプロデューサーとして、楽曲の根幹を担いました。ドラム、ギター、ベース、ピアノといった様々な楽器演奏に加え、プログラミング、作曲、編曲、VJ、ミキシングなど、音楽制作におけるほぼ全ての工程を担当しました。音楽クリエイター、ボカロPとしても知られ、イメージカラーは赤色でした。彼は2021年4月4日をもってラトゥラトゥを卒業しました。

活動の歩み（略歴）

ラトゥラトゥの活動は、2019年3月31日に正式に始動しました。結成から間もない同年12月17日には、初のCDシングルとなる『神様の言うとおりに/絶命ロック』を発表し、インディーズアーティストとしてデビューを果たします。

翌2020年に入ると、1月22日に最初のミニアルバム『万華鏡エタニティ』をリリース。さらに5月20日には2ndシングルとして『時のメロディ/妄想ディーバ』を配信形式で発表しました。このシングルは、当初CDでのリリースが予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大という社会情勢を受け、急遽配信限定という形でのリリースに変更されました。

同年夏には、3rdシングルにあたる楽曲『東京アップデート』を期間限定でUUUMよりミュージックステッカーとして販売。その後8月29日には、主要な音楽配信プラットフォームでの配信も開始されました。

2021年、プロジェクトはさらなる展開を見せます。1月13日には待望の1stフルアルバム『百火繚乱船』をリリースし、これまでの活動の集大成とも言える作品を発表しました。しかし、同年4月4日に公開された楽曲『僕らの言うとおりに』のミュージックビデオをもって、共同創設者でありサウンドの中核を担っていたマイキがプロジェクトからの卒業を表明。これにより、ラトゥラトゥはボーカリストであるタケヤキ翔の単独プロジェクトとして活動を継続する体制へと移行しました。

マイキ卒業後の同年8月18日には、楽曲『光芒ラメント』がスマートフォン向け恋愛ゲーム『イケメン戦国◆時をかける恋』の過去編主題歌に採用されるなど、活躍の場を広げました。この楽曲はゲームアプリ内で先行して聴くことができるようになりました。

2022年2月23日には、新たな動きとしてミニアルバム『＃Short Films』が4月27日にリリースされること、そしてプロジェクト名を冠した音楽イベント『LATULATU FES2022』が5月20日に開催されることが立て続けにアナウンスされ、ソロプロジェクトとしての活動を本格化させました。

前作のリリースから約3年の期間を経た2023年7月20日には、久しぶりとなる新曲『パラダイスロスト+』を配信シングルとしてリリース。タケヤキ翔によるソロ体制での音楽制作・発表を続けています。

現在、ラトゥラトゥはタケヤキ翔のソロプロジェクトとして、YouTubeや各種音楽プラットフォームを中心に活動を展開しており、その独自のスタイルでファンを魅了し続けています。

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