ラフダル・ベルミ

ラフダル・ベルミ

ラフダル・ベルミ（Lakhḍar Belloumi、1958年12月29日 - ）は、アルジェリア出身の元サッカー選手、サッカー指導者。ポジションはMF。

来歴

ベルミは、1980年代のアルジェリア、そしてアフリカを代表するサッカー選手として知られています。特に、1982年スペインW杯1次リーグ初戦での西ドイツ戦は、彼のキャリアにおけるハイライトと言えるでしょう。当時ヨーロッパチャンピオンであった西ドイツを2-1で下すという大番狂わせを演じ、アルジェリア旋風を巻き起こしました。この活躍により、イタリアのユヴェントスFCやスペインのFCバルセロナといった名門クラブが獲得に動きましたが、ベルミは同胞のラバー・マジェールがポルトガルのFCポルトへ移籍し成功を収めたのとは対照的に、キャリアのほとんどをアルジェリア国内で過ごしました。晩年にカタールのアル・アラビSCに短期間所属したのみで、アルジェリアサッカーに貢献し続けました。

引退後は指導者の道へ進み、2005年にはアルジェリア代表監督も務めました。

代表歴

アルジェリア代表：147試合34得点
FIFAワールドカップ：2回（1982, 1986）
オリンピック：1回（1980）

所属クラブ

GCRマスカラ
MCオラン
アル・アラビSC

タイトル

個人

アフリカ年間最優秀選手賞：1回（1981）

指導経歴

MCオラン：2001–2002
ウム・サラルSC：2003
アルジェリア代表：2004–2005

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