ラミネート装甲

ラミネート装甲

ラミネート装甲（Laminated Armor）は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』にて描かれる架空の防護技術です。この装甲は、地球連合軍がオーブの協力により開発したもので、特にビーム攻撃に対して高い防御能力を持っています。

概要

ラミネート装甲の主な機能は、ビーム攻撃を受けた際に、そのエネルギーを熱に変換し、装甲全体に拡散させることで、損傷を軽減することです。この特性によって、通常の装甲では受けきれない強力なビーム攻撃にも一定の耐性を持つことができます。しかし、装甲が受ける熱が一定の限界を超えると、効果的に排熱できなくなり、致命的なダメージに繋がる危険性があるのです。

この装甲の設定を担当した森田繁は、アークエンジェルには超熱伝導体が存在しており、許容範囲内でのビーム攻撃であれば破壊されることはないと明かしています。しかし、装甲全体が排熱を超過した場合、艦体に致命的な影響を及ぼす恐れがあるため、慎重な運用が求められます。

技術の進化

このラミネート装甲は、後の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の中で、さらに発展した技術として次世代装甲「フェムテク装甲」を導入されます。この新たな装甲は、ファウンデーション王国の親衛隊であるブラックナイツが運用するモビルスーツに搭載されています。これにより、ラミネート装甲の技術が進化し、より高度な防護能力が実現しています。

主な搭載機

ラミネート装甲は、以下の機体に搭載されています：

• - LCAM-01XA アークエンジェル
• - LCAM-01XB ドミニオン
• - ZGMF-X09A ジャスティス（対ビームシールド）
• - ZGMF-X10A フリーダム（対ビームシールド）
• - MBF-P02KAI アストレイ レッドフレーム改（タクティカルアームズIIL）
• - MBF-P03 second L アストレイ ブルーフレーム セカンドL（タクティカルアームズ）
• - MBF-P03R アストレイ ブルーフレーム セカンドリバイ（タクティカルアームズII）
• - GAT-01A1 105ダガー
• - GAT-01A2R 105スローターダガー
• - GAT-A01/E2 バスターダガー

ラミネート装甲は、これらの機体に搭載されることで、その防御能力を発揮し、激しい戦闘において重要な役割を果たしています。アニメの中でこの装甲がどのように機能し、戦闘においてどのような影響を及ぼすのかを見ることで、視聴者はその魅力を一層感じることができるでしょう。

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