ラミル・シェイダエフ

ラミル・シェイダエフ：アゼルバイジャンのエースストライカー

ラミル・シェイダエフ（Ramil Sheydayev）は、1996年3月15日生まれ、ロシア・サンクトペテルブルク出身のアゼルバイジャン代表プロサッカー選手です。現在はタイのブリーラム・ユナイテッドFCでフォワード（FW）として活躍しています。

クラブキャリア

ゼニト・サンクトペテルブルク

地元クラブであるFCゼニト・サンクトペテルブルクの下部組織で育ち、2014年4月にリザーブチームでプロデビュー。同年10月にはトップチームデビューも果たしました。

トラブゾンスポルと期限付き移籍

2016年7月、トルコのトラブゾンスポルへ移籍しますが、出場機会に恵まれず、スロバキアのMŠKジリナやアゼルバイジャンのカラバフFKへ期限付き移籍を経験しました。

ロシア復帰とアゼルバイジャン挑戦

2018年8月にロシアへ帰国し、クリリヤ・ソヴェトフ・サマーラへ加入。その後、FCディナモ・モスクワを経て、2020年からはアゼルバイジャンのサバフFCでプレーしました。

代表キャリア

ロシア代表としての活躍

各年代のロシア代表として活躍し、2013年のUEFA U-17欧州選手権ではチームの優勝に貢献。同年のFIFA U-17ワールドカップにも出場しています。また、2015年のUEFA U-19欧州選手権では準優勝を果たし、大会優秀選手にも選ばれました。

アゼルバイジャン代表への転向

父親がアゼルバイジャン人であったことから、アゼルバイジャン代表としてプレーすることを決意。2016年9月、2018 FIFAワールドカップ予選のサンマリノ代表戦でデビュー。2017年10月には、ワールドカップ予選のドイツ代表戦で初ゴールを記録しました。

タイトル

クラブ

ゼニト・サンクトペテルブルク

ロシアサッカー・プレミアリーグ: 2014–15

MŠKジリナ

フォルトゥナ・リーガ: 2016-17

カラバフFK

アゼルバイジャン・プレミアリーグ: 2017–18
アゼルバイジャン・クボク: 2021-22

代表

U-17ロシア代表

* UEFA U-17欧州選手権: 2013

プレースタイル

高い得点能力に加え、前線での献身的なプレーも魅力。アゼルバイジャン代表では、攻撃の中心として重要な役割を担っています。

まとめ

ラミル・シェイダエフは、ロシアで育ち、アゼルバイジャン代表として活躍する異色の経歴を持つサッカー選手です。クラブと代表の両方で数々のタイトルを獲得しており、今後の活躍も期待されています。

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