ラリーKING

ラリーKING

『ラリーKING』は、日本テレビ系列で放送された、チームワークをテーマにしたバラエティ番組、あるいはクイズ番組です。この番組は、まず特別番組として、同局の単発枠である『サタデーバリューフィーバー』内で二度にわたり放送されました。好評を博したのち、2008年12月6日から2009年1月31日までの約2ヶ月間、土曜日の夕方17時00分から17時30分の時間帯で、期間限定ながらレギュラー放送が実施されました。

この番組の根幹をなすのは、二人一組のペアがチームを組み、互いの連携や知識、そして信頼関係を駆使して様々な形式のクイズやゲームに挑戦する対抗戦です。単に個人の知識を競うだけでなく、パートナーとの協力が勝利への鍵となる点が大きな特徴でした。

放送履歴

『ラリーKING』は、以下のスケジュールで放送されました。

第1回特別番組：2007年11月10日（土曜日）13時30分～14時55分（『サタデーバリューフィーバー』枠内）
第2回特別番組：2008年3月1日（土曜日）15時50分～16時55分（『サタデーバリューフィーバー』枠内）
レギュラー放送：2008年12月6日～2009年1月31日（土曜日）17時00分～17時30分

司会

番組の司会（MC）は、中山秀征氏が務めました。アシスタントを務める日本テレビの女性アナウンサーは、放送回によって異なりました。

第1回特別番組：葉山エレーヌ
第2回特別番組およびレギュラー放送の第3回以降：脊山麻理子
レギュラー放送の第1回、第2回：宮崎宣子

番組内容・ルール

番組の進行形式やクイズルールは、特別番組とレギュラー放送とで一部変更がありました。

単発特別番組

4組のペアが参加し、対抗戦形式で進行しました。1回戦と2回戦の合計獲得ラリー数（得点）が最も多かったペアのみが、最終ステージであるファイナルチャレンジに進出できます。

1回戦：ペアのうち一人が、用意された10種類のジャンルの中から、パートナーが正解できそうなジャンルを選択します。選択されたジャンルの問題に、もう一人が解答。一問正解するごとに1ラリーを獲得し、解答者とジャンル選択者の役割を交代します。誤答した場合はその時点で挑戦終了。10問連続正解（10ラリー獲得）でパーフェクトとなります。
2回戦：穴埋め形式の問題に挑戦。問題文には赤と青の二箇所の空欄があり、ペアの一人が赤の空欄に、もう一人が青の空欄に、それぞれ筆記で解答します。二人の解答が両方正解した場合にのみ1ラリーを獲得できます。どちらか一方でも誤答していた場合はラリー獲得ならず、解答権は次のペアに移ります。
ファイナルチャレンジ：最終ステージに進出したペアは、出された質問に対して二人それぞれが解答します。二人の答えが見事一致すれば、賞品を獲得できます。

レギュラー放送

こちらも4組のペアによる対抗戦形式で進行。2nd STAGEを勝利したペアが賞品を獲得できるシステムでした。

1st STAGE「プロフィールダウト」：ペアのうち一人が代表してクイズに挑みます。パートナーに関するVTRが流れ、そのVTR内で出題されるパートナーのパーソナルな問題に解答する形式です。合計3問が出題され、一問正解につき1ラリーを獲得。このステージでの獲得ラリー数が多かったペアが、続く2nd STAGEで先攻となります。
2nd STAGE「ステップアップラリー」：守備側のペアは、用意された12ジャンルの中から、攻撃側のペアが正解しにくそうなジャンルを選択します。攻撃側のペアは、代表者一人が相手に選ばれたジャンルの問題に解答します。一問正解するごとに1ラリーを獲得。一問ごとに攻撃と守備が入れ替わりながらクイズを続行し、先に5ラリーを獲得したペアがこのステージを制し、賞品を獲得できます。

主なスタッフ

構成：川崎良
TM：古川誠一
美術：日本テレビアート
美術デザイン：中村桂子、塚越千恵
VTR編集&MA：ギブアンドテイク
デスク：寺田マユミ
制作協力：イー・カンパニー
ディレクター：藤原耕治、小田清仁、阿部聡
演出：徳永清孝
プロデューサー：南波昌人、浪岡厚生、村上早苗
製作著作：日本テレビ放送網

過去のスタッフ

チーフプロデューサー：土屋泰則

関連項目

サタデーバリューフィーバー
* 日本テレビ

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