ラルビ・ベンブダウ

ラルビ・ベンブダウ

ラルビ・ベンブダウ（Larbi Benboudaoud、1974年5月5日生まれ）は、フランスを代表する柔道選手として、66kg級で国際的に活躍しました。アルジェリアのボルジ・ブ・アレリジ県出身。

人物と経歴

身長170cmのベンブダウは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、数々の国際大会で目覚ましい成績を収めました。1996年のアトランタオリンピックに初出場を果たすも、初戦で敗退。しかし、その後は着実に実力をつけ、世界の舞台で頭角を現していきます。

1997年、地元パリで開催された世界選手権では、決勝に進出。しかし、韓国のキム・ヒョクとの対戦で内股により敗れ、惜しくも2位に終わりました。この敗戦をバネに、ベンブダウはさらに鍛錬を重ねます。

1999年の世界選手権では、決勝でトルコのヒュセイン・オズカンを合技で破り、見事優勝。世界の頂点に立ちました。翌2000年のシドニーオリンピックでは、決勝で再びオズカンと対戦。しかし、内股で敗れ、銀メダルを獲得しました。

2003年の世界選手権でも決勝に進出しましたが、イランのアラシュ・ミレスマイリに踵返で一本負けを喫し、2位に終わりました。2004年のアテネオリンピックにも出場しましたが、初戦で敗退という結果に終わりました。

主な戦績

1994年 - 世界ジュニア　7位
1994年 - ヨーロッパジュニア　3位
1996年 - フランス国際　3位
1996年 - ヨーロッパ選手権　3位
1997年 - フランス国際　2位
1997年 - ヨーロッパ選手権　3位
1997年 - 世界選手権　2位
1998年 - ヨーロッパ選手権　優勝
1998年 - ワールドカップ団体戦　3位
1999年 - 嘉納杯　優勝
1999年 - ヨーロッパ選手権　優勝
1999年 - 世界選手権　優勝
2000年 - シドニーオリンピック　2位
2001年 - フランス国際　2位
2001年 - ヨーロッパ選手権　3位
2003年 - フランス国際　優勝
2003年 - 世界選手権　2位

引退後

現役引退後、ベンブダウは指導者として後進の育成に尽力しています。フランス柔道界の発展に貢献しており、彼の指導を受けた選手たちが国際舞台で活躍する姿が期待されています。

外部リンク

ラルビ・ベンブダウ - JudoInside.com のプロフィール（英語）

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