ランジャタイのがんばれ地上波!

『ランジャタイのがんばれ地上波!』は、2022年10月5日から2024年3月27日まで、テレビ朝日の『バラバラ大作戦』枠で放送されていたバラエティ番組です。お笑いコンビ・ランジャタイにとって初の冠番組であり、彼らの独特な世界観が地上波で展開されるという点において、放送開始前から大きな注目を集めました。番組公式ハッシュタグは『#ランちゃん』でした。

番組のコンセプトは、食リポ、物件探し、リアクション芸といったバラエティ番組の定番企画にランジャタイの2人を放り込み、彼らがどのように“逸脱”していくのかを観察するというもの。既存のフォーマットにとらわれず、自由な発想と予測不能な展開で、新しい地上波テレビの表現を模索しました。ライターのてれびのスキマは、この番組を「「地下ライブ」の空気を色濃く感じる稀有な番組」と評しています。

番組には、ランジャタイ（伊藤幸司・国崎和也）の2人がレギュラー出演。彼らの持ち味であるシュールな笑いと、予測不能な言動が番組を彩りました。

2023年11月7日には、東京・豊洲PITで番組初のイベント「ランジャタイのがんばれ地上波！～秋の生ブチ切れ王決定戦～」が開催されました。イベントには、高野正成（きしたかの）、村田大樹（武炎）、口笛なるお（わらふぢなるお）、ヤマゲン（ネコニスズ）、虹の黄昏、高木ひとみ○（ぽんぽこ）、滝沢秀一（マシンガンズ）、長谷川雅紀（錦鯉）といった豪華ゲストが出演し、会場を盛り上げました。

さらに、2023年12月26日には、特別番組『ランジャタイpresentsブチギレ-1グランプリ』がテレビ朝日系列で放送されました。これは、番組内の人気企画「ブチギレ王決定戦」を масштабアップしたもので、ザブングル加藤、津田篤宏（ダイアン）、永野、野呂佳代、ハリウッドザコシショウ、ヤマゲン（ネコニスズ）といった人気芸能人がブチギレ王の称号をかけて激突しました。MCはランジャタイと松田好花（日向坂46）が務め、審査員は東野幸治が担当しました。ナレーターは村田大樹（武炎）が担当し、さらに野沢ダイブ禁止（虹の黄昏）もナレーターとして参加しました。

番組の制作には、多くのスタッフが携わりました。構成は北本かつら、塚本翔太、カメラは羽田廣宣、美術は遠藤ゆか、美術進行は清水基恵、メイクは川口カツラ店、音効は高橋健人、CGはODDJOB、編集は野平誠、阿部芳三、丸山寿和、MAは斉藤亮、中務匠が担当しました。編成は熊谷和也、長岡大河、宣伝は石田京子、デスクは相馬恵美が務めました。制作協力は株式会社UNITED PRODUCTIONS、制作スタッフは石嶌紅葉、内田凌平、暮山武志、アシスタントプロデューサーは今戸健人、ディレクターは渡辺直哉、片野慎吾、演出は秋山直、プロデューサーは植岡耕一、髙木大輔、藤井貴代美、ゼネラルプロデューサーは高橋正輝が担当しました。制作はテレビ朝日ビジネスソリューション本部コンテンツ編成局第1制作部、制作著作はテレビ朝日が行いました。

過去には、泉良樹が編成、山下悠貴、北村舞花が制作スタッフ、中根明香がアシスタントプロデューサーとして番組に携わっていました。

『ランジャタイのがんばれ地上波!』は、ランジャタイの2人の個性を最大限に活かし、地上波テレビの新たな可能性を追求した、実験的かつ革新的なバラエティ番組でした。

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