ラヴァーボーイ

ラヴァーボーイ（Loverboy）

ラヴァーボーイは、1979年にカナダのカルガリーで設立されたロックバンドで、現在はバンクーバーを拠点に活動しています。彼らの音楽は主にハードロックとポップロックを融合させたスタイルで、多くのヒット曲を生み出してきました。特に1980年代には多くのファンを魅了し、今でも多くの支持を受けています。

バンドの成り立ちとメンバー

バンドの創設者であるポール・ディーンは、以前にストリートハート等の様々なローカルバンドで活躍していました。一方、マイク・レノはモキシーのメンバーとして活動していた経験があります。二人は1978年にスタジオ・レコーディングデュオを結成し、これがバンドの基盤となりました。その後、オーディションを経て、スコット・スミス、マット・フレネット、ダグ・ジョンソンといったスタジオ・ミュージシャンが続々と加わり、ラヴァーボーイは正式に結成されました。

現在のメンバーには、リードボーカルとギターを担当するマイク・レノ、ギターとバッキングボーカルを担当するポール・ディーン、キーボードとサクソフォーンを演奏するダグ・ジョンソン、ドラムスを担当するマット・フレネット、そして2001年から参加しているベースのケン・“スパイダー”・シンネーヴがいます。

旧メンバーには、1979年から1979年にかけて活動していたジム・クレンチ（ベース）や、スコット・スミス（1979年 - 2000年）がいます。彼は2000年に亡くなりました。

ディスコグラフィ

ラヴァーボーイの音楽は非常に多岐にわたります。彼らのアルバムには1980年にリリースされた自己タイトルの『Loverboy』、1981年の『Get Lucky』、1983年の『Keep It Up』などがあります。代表的な作品としては、1985年の『Lovin' Every Minute of It』や1987年の『Wildside』があります。1997年には『VI』、2007年には『Just Getting Started』、2012年には『Rock 'N' Roll Revival』、2014年に『Unfinished Business』も発表しています。

また、シングル曲として有名なのは、映画『トップガン』のサウンドトラックに収録された「Heaven in Your Eyes」です。この曲は、バンドの人気をさらに高める要因となりました。さらに、1984年の映画『フットルース』のサウンドトラックにもマイク・レノが参加し、幅広いファン層を獲得しています。

まとめ

ラヴァーボーイは、結成から40年以上の時を経てなお、質の高い音楽を提供し続けています。彼らの楽曲は、今も多くの人に愛されており、ロックバンドとしての地位を確立しています。これからも彼らの活動に注目し、音楽シーンでの活躍を期待したいところです。

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