ラース・ルーカス・マイ

ラース・ルーカス・マイ

ラース・ルーカス・マイ（Lars Lukas Mai, 2000年3月31日 - ）は、ドイツ・ザクセン州ドレスデン出身のサッカー選手です。現在はスイス・スーパーリーグのFCルガーノに所属し、ディフェンダー（主にセンターバック）として活躍しています。

経歴

クラブ

マイは、名門FCバイエルン・ミュンヘンの下部組織で育成されました。2018年4月21日には、当時の監督ユップ・ハインケスの下、ハノーファー96戦でトップチームデビューを果たし、フル出場しました。このデビューは、2000年代生まれの選手として初めてバイエルン・ミュンヘンでプレーしたという点で、特筆されます。

2018年4月27日、バイエルン・ミュンヘンとプロ契約を締結し、その才能を高く評価されていることを示しました。その後、2019年10月18日には契約を延長し、2022年までバイエルンに在籍しました。

2022年6月、マイは新たな挑戦の場として、スイス・スーパーリーグのFCルガーノへ移籍し、2025年までの契約を結びました。

エピソード

14歳でバイエルン・ミュンヘンの下部組織に加入して以来、マイは飛び級を重ね、すぐにU16チームに加わりました。バイエルンU17ではドイツ選手権優勝を経験し、U17およびU19チームではキャプテンを務めるなど、リーダーシップも発揮しました。

マイの家族もサッカー界と深い関わりがあります。父親のラース・マイは、かつてディナモ・ドレスデンでプレーした元サッカー選手であり、引退後は同クラブの監査委員会の役員を務めていました。兄のセバスティアン・マイもサッカー選手で、3. リーガのハレシャーFCに所属しています。

2019年8月19日には、ハレシャーFCとバイエルン・ミュンヘンII（バイエルン・ミュンヘンのリザーブチーム）が対戦し、兄弟対決が実現しました。試合は1-2でバイエルン・ミュンヘンIIが勝利しました。

プレースタイル

恵まれた体格を生かした空中戦の強さと、的確なポジショニングが持ち味です。また、ユース時代からキャプテンを務めていた経験から、リーダーシップにも優れています。

今後の活躍

FCルガーノでの活躍を経て、更なるステップアップを期待されています。ドイツ国内だけでなく、ヨーロッパの舞台でその名を知らしめることができるか、注目が集まっています。

外部リンク

バイエルン・ミュンヘン公式サイト
DATENCENTER (DFB)

もう一度検索