ラーミー・ラビーア

ラーミー・ラビーア（Ramy Rabia、アラビア語: رامي ربيعة‎、1993年5月20日 - ）は、エジプト出身のプロサッカー選手です。現在はエジプト・プレミアリーグの強豪アル・アハリに所属しており、ディフェンダー、主にセンターバックとしてプレーしています。また、サッカーエジプト代表としても活躍しています。日本語メディアでは「ラミ・ラビア」と表記されることもあります。

選手としての特徴

ラーミー・ラビーアは、恵まれた体格と高い身体能力を活かした守備が持ち味です。180cmを超える身長と優れた跳躍力を持ち、空中戦での強さを誇ります。また、対人守備にも優れており、相手フォワードの自由を奪い、攻撃の芽を摘み取る能力に長けています。さらに、足元の技術も高く、正確なロングパスで攻撃を組み立てることも可能です。リーダーシップにも優れており、チームを鼓舞する姿もよく見られます。

経歴

ラーミー・ラビーアは、ユース年代からその才能を発揮していました。2013年には、アフリカユース選手権にエジプト代表のキャプテンとして出場し、チームを優勝に導きました。この大会では、自身もベストイレブンに選出されるなど、その実力を高く評価されました。その後、2014年8月には、ポルトガルの名門スポルティングCPへ移籍し、海外でのプレー経験を積みました。その後、アル・アハリに復帰し、現在に至ります。エジプト代表としても、コンスタントに試合に出場しており、チームの守備を支える重要な選手として活躍しています。

代表での活躍

ラーミー・ラビーアは、エジプト代表の中心選手として、数々の国際試合に出場しています。特に、アフリカネイションズカップなどの主要大会では、その守備能力を遺憾なく発揮し、チームの勝利に貢献しています。また、若い世代の代表選手を引っ張るベテラン選手としても、チームに欠かせない存在となっています。

プレースタイル

ラーミー・ラビーアは、堅実な守備を身上とする選手です。リスクを冒さず、確実にボールを奪うことを心掛けています。また、試合の流れを読む力にも長けており、的確なポジショニングで相手の攻撃を未然に防ぐことができます。さらに、セットプレーでは、その高さと強さを活かして、攻撃にも参加することがあります。

ラーミー・ラビーアは、エジプトサッカー界を代表するディフェンダーであり、今後もその活躍が期待される選手です。

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