リゾナント ブルー

モーニング娘。36thシングル『リゾナント ブルー』：詳細解説

2008年4月16日、モーニング娘。の36枚目のシングル『リゾナント ブルー』がリリースされました。このシングルは、グループにとって2008年唯一のオリジナル楽曲シングルという点で重要な意味を持ちます。続く37枚目のシングル『ペッパー警部』がカバー曲であることを考えると、その価値はさらに際立ちます。

楽曲とメンバー

『リゾナント ブルー』では、高橋愛、田中れいな、久住小春の3名がセンターおよびメインボーカルを務めました。彼女たちの歌声とパフォーマンスが楽曲の魅力を最大限に引き立てています。楽曲は、つんく♂が作詞・作曲を手掛け、鈴木Daichi秀行が編曲を担当。アップテンポで力強いサウンドが特徴で、モーニング娘。の新たな一面を提示する一曲となりました。

リリース形態と特典

シングルは、CD+DVD（Another Ver.）の初回生産限定盤A、CD+DVD（Lesson Studio Ver.）の初回生産限定盤B、そしてCDのみの通常盤の3形態で発売されました。さらに、初回生産限定盤A、B、通常盤（初回仕様）には、イベント抽選シリアルナンバーカードが封入され、ファンにとって貴重なアイテムとなりました。

初披露とデモ音源

『リゾナント ブルー』は、2008年3月22日、『モーニング娘。コンサートツアー2008春 〜シングル大全集!!〜』松戸公演にて初披露されました。このライブでのパフォーマンスは、楽曲の完成度を高め、ファンの期待感をさらに煽る結果となりました。また、同年5月2日には、つんく♂がプロデュース用に制作した自身の歌唱によるデモ音源が楽曲配信でリリースされ、楽曲制作の裏側を垣間見ることができました。

発売記念イベント

シングル発売を記念して、2008年5月11日に品川ステラボールで発売記念イベントが開催されました。前々作からの9ヶ月ぶり、メンバー全員参加のイベントとしては約1年ぶりの開催となり、多くのファンが会場に詰めかけました。このイベントは、ファンの熱気を肌で感じられる貴重な機会となりました。

参加メンバーとミュージシャン

『リゾナント ブルー』には、5期から8期までのモーニング娘。メンバーが参加しています。具体的には、高橋愛、新垣里沙、亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな、久住小春、光井愛佳、ジュンジュン、リンリンの9名です。また、楽曲制作には、鈴木Daichi秀行、鎌田浩二といった実力派ミュージシャンも参加しており、彼らの演奏が楽曲に深みを与えています。コーラスには、メンバーである高橋愛、新垣里沙、田中れいな、亀井絵里に加え、つんく♂自身も参加しています。

楽曲リスト

シングルには、表題曲「リゾナント ブルー」とそのインストゥルメンタルバージョン、そしてカップリング曲「その場面でビビっちゃいけないじゃん！」が収録されています。すべての楽曲の作詞・作曲はつんく♂、編曲は鈴木Daichi秀行が担当しています。

総じて、『リゾナント ブルー』は、モーニング娘。の音楽性とパフォーマンス力の高さを改めて示したシングルと言えるでしょう。楽曲、リリース形態、イベントと、様々な面でファンの心を掴んだ作品として、記憶に残る一曲となりました。

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