リターン・トゥ・アフリカ

ゴダイゴのシングル「リターン・トゥ・アフリカ」

「リターン・トゥ・アフリカ」（英語表記: Return To Africa）は、1980年2月10日にリリースされたゴダイゴの13枚目のシングルです。この曲は、当時放送されていた朝日放送のドキュメンタリー番組「アフリカの黒い太陽」のテーマ曲としても知られています。この番組は1980年3月25日に放映され、2月16日に日本で観測された日食に関する内容が取り上げられました。このシングルの特徴は、2番以降のすべての歌詞が英語である点です。

タイアップと収録曲

「リターン・トゥ・アフリカ」のB面には「サイツ・アンド・サウンズ」が収録されています。この曲はTBSテレビの旅行番組「兼高かおる世界の旅」の20周年特別番組のテーマとして使われました。両曲ともに、作詞は奈良橋陽子（英語詞）と山上路夫（日本語詞）によって手がけられており、作曲はタケカワユキヒデ、編曲はミッキー吉野によるものです。

• - リターン・トゥ・アフリカ (RETURN TO AFRICA) - 4:16
• - サイツ・アンド・サウンズ (SIGHTS AND SOUNDS) - 3:45

このシングルは、後にゴダイゴ初のベストアルバム『GODIEGO HIT SPECIAL』や、その後のシングル『ザ・サンライズ』にも収録されることとなりました。

アートワーク

このシングルのジャケットデザインは、森島紘が手がけ、カメラマンの樋田達治が写真を担当しました。ジャケットには大きな「AFRICA」の文字が斜めに印字されており、「Return to」と「リターン・トゥ・アフリカ ゴダイゴ」という文字が配置されています。さらに、メンバーの個別の写真やゴダイゴのロゴ、アフリカの動物たちの写真がすごろくのようにデザインされています。視覚的にも印象的なアートワークは、楽曲のテーマを強調しています。

カバー曲

「リターン・トゥ・アフリカ」には他のアーティストによるカバーも存在します。1991年12月16日、ミッキー吉野のソロユニットBOUEによってカバーされ、『BOUE』というアルバムに収録されました。また、2005年4月20日にはDUB SENSEMANIAが「DISAPPEARANCE」というアルバムの収録曲としてこの曲をカバーしました。

関連項目

ゴダイゴは、日本のロックバンドとして多くのヒット曲を生み出してきました。彼らの音楽には、幅広いジャンルの要素が取り入れられており、国内外で非常に高い評価を受けています。特に「リターン・トゥ・アフリカ」は、その独自性から多くのファンに愛されています。

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