リライト・マイ・ファイア

リライト・マイ・ファイア (Relight My Fire)

ダン・ハートマンによって1979年にリリースされた楽曲「リライト・マイ・ファイア」は、発表当初こそ大きな注目を集めませんでしたが、ゲイ・クラブを中心に根強い人気を獲得し、定番のディスコ・アンセムとして親しまれてきました。

テイク・ザットによるカバー

1993年、イギリスの男性グループ、テイク・ザットがスコットランド出身の歌手ルルをフィーチャリングに迎え、この曲をカバーしました。このカバーバージョンは、全英シングルチャートで見事1位を獲得し、2週間にわたってその座を維持しました。テイク・ザットにとって、この曲は2度目の全英1位獲得シングルとなり、彼らのセカンドアルバム『エヴリシング・チェンジズ』にも収録されています。また、日本国内では、深夜に放送されていた洋楽番組『BEAT UK』(フジテレビ)でもシングルチャート1位を獲得し、人気を博しました。このカバーバージョンでのメインボーカルはゲイリー・バーロウが担当しています。

収録曲

テイク・ザットがリリースしたマキシ・シングルは、パート1とパート2の2種類が存在します。

マキシ・シングル（パート1）

1. リライト・マイ・ファイア (ラジオ・ヴァージョン)
2. リライト・マイ・ファイア (フル・ヴァージョン)
3. リライト・マイ・ファイア (レイト・ナイト・ミックス)
4. リライト・マイ・ファイア (オール・ナイト・ミックス)
5. リライト・マイ・ファイア (ナイト・ビーツ)

マキシ・シングル（パート2）

1. リライト・マイ・ファイア (ラジオ・ヴァージョン)
2. いつも二人で (ライヴ)
3. モータウン・メドレー (ライヴ)
4. テイク・ザット・アンド・パーティ (ライヴ)

その他のカバー

「リライト・マイ・ファイア」は、様々なアーティストによってカバーされています。コンピレーション・アルバム『ザッツ・ユーロビート Vol.20』（1990年7月発売）では、マウロ・ファリーナがユーロビートアレンジでカバーしており、『RELIGHT MY FIRE(1990 VERSION) / MARK FARINA FEATURING BETTY BOO』名義で収録されています。

ダン・ハートマンによるオリジナル版、テイク・ザットによるカバー版、そして数々のリミックスやカバーバージョンを通して、「リライト・マイ・ファイア」は時代を超えて愛され続けるディスコ・クラシックとしての地位を確立しています。

もう一度検索