リンクス (曲)

LINKS：三澤紗千香の2ndシングル

2013年8月21日、人気声優・三澤紗千香の2枚目のシングル「LINKS」がワーナー・ホーム・ビデオよりリリースされました。前作「ユナイト」から約1年ぶりとなる本作は、TVアニメ『とある科学の超電磁砲S』の後期エンディングテーマに起用され、大きな注目を集めました。

楽曲の背景と制作

「LINKS」は、千葉“naotyu-”直樹氏によって制作されました。タイトルの「LINKS」は、英語で「絆」を意味する「link」と『超電磁砲S』の「S」を組み合わせたもの。三澤紗千香自身も、この「S」を自身の名前「紗千香」と関連付けることで、これまで携わってきた作品や共演者、スタッフとの繋がりを表現していると言及しています。

楽曲選定の会議には三澤自身も参加。当初は会議の内容を知らされていなかったため不安を感じていたものの、楽曲選びだと判明し、安堵したそうです。レコーディングでは、Bメロやサビの部分が特に難しかったと語っています。

シングルCDの形態とカップリング曲

「LINKS」は、初回限定盤、通常盤、初回限定アニメ盤の3形態で発売されました。

初回限定盤: 本編PVを収録したDVD付き。
通常盤: CDのみ。
* 初回限定アニメ盤: 『とある科学の超電磁砲S』関連の特典付き。

それぞれのカップリング曲にも注目です。初回限定盤と通常盤には「インフィニア」が収録。これは「自分らしさ」をテーマに、諦めながらも前へ進む姿を歌った楽曲です。「闇」というフレーズが歌詞に含まれており、三澤自身は自身のネガティブな感情を表現したのではないかと推察しています。

アニメ盤のカップリング曲「Relievers」は、大人びた雰囲気の楽曲。これまでの三澤の曲調とは異なり、キーが低く設定され、歌詞には「愛しい人」を導くような表現が含まれています。レコーディングでは、この新しい雰囲気を掴むのが難しかったと語っています。

PVとジャケット写真

ミュージックビデオは、「普段の三澤」と「アーティストとしての三澤」という2つの姿が描かれ、最後は2つがリンクするという内容になっています。ジャケット写真も、初回限定盤、通常盤、アニメ盤でそれぞれ異なるデザイン。初回限定盤と通常盤は、「普段の三澤」と「アーティストとしての三澤」のイメージがそれぞれ反映され、アニメ盤は『超電磁砲S』のキャラクターと三澤自身のイラストが入れ替わる仕様となっています。

まとめ

「LINKS」は、爽やかなメロディーと三澤紗千香のボーカル、そしてアニメとのコラボレーションが見事に融合した作品です。3種類の形態で発売されたシングルには、それぞれ異なる魅力が詰まっており、ファンにとってコレクターズアイテムとしても価値の高い一枚と言えるでしょう。楽曲だけでなく、PVやジャケット写真にも注目することで、より深く「LINKS」の世界観を堪能できるはずです。

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