リー・フィリップ・シェーファー2世は、
1939年2月23日生まれの
アメリカ合衆国出身の元プロ
バスケットボール選手です。201cmの長身と100kgの体重を生かし、
スモールフォワードとして活躍しました。
シカゴで育ったシェーファーは、ノースカロライナ大学に進学後、その才能を開花させました。大学ではエースとしてチームを牽引し、4年次にはカンファレンスの年間最優秀選手に選ばれるとともに、オールアメリカの2ndチームにも選出されるなど、輝かしい成績を残しました。
1960年のNBAドラフトでは、全体5位という高い評価でシラキューズ・ナショナルズから指名を受けました。しかし、NBA入りをすぐに果たすのではなく、ABL(アメリカン・
バスケットボール・リーグ)で1年間プレーした後、1961年にナショナルズへ加入しました。
シェーファーは、ナショナルズ(1963年にフィラデルフィア・76ersと改称)でNBAキャリアの全3シーズンを過ごしました。196試合に出場し、通算3,291得点、1,240リバウンドを記録しました。これは、平均すると1試合あたり16.8得点、6.3リバウンドという数字になります。特に1962-63シーズンは、平均18.6得点をあげる自己最高のシーズンとなり、オールスターにも選出されるなど、その実力を広く認められました。
しかし、輝かしいキャリアは長くは続かず、1964年に現役を
引退しました。短い期間ではありましたが、その才能と実績は、多くのファンの記憶に残っています。
個人成績
レギュラーシーズン
プレーオフ
外部リンク
*
Basketball-Reference.com