ルベン・セメド

ルベン・アフォンソ・ボルジェス・セメド（Rúben Afonso Borges Semedo、1994年4月4日 - ）は、ポルトガル・アマドーラ出身のプロサッカー選手です。元ポルトガル代表で、現在はアル・ドゥハイルSCに所属し、DFとして活躍しています。

クラブ経歴

スポルティングCP

16歳でスポルティング・クルーベ・デ・ポルトゥガルのアカデミーに入団し、その才能を開花させました。2013年8月11日には、ACFフィオレンティーナとのエキシビションマッチでトップチームデビューを果たし、将来を嘱望される存在となります。

2013-14シーズンは、セグンダリーガ（ポルトガル2部リーグ）のBチームで経験を積み、着実に成長。2014年8月26日には、スペインのCFレウス・デポルティウにレンタル移籍し、更なる飛躍を目指します。

2015-16シーズンには、スポルティングCPのトップチームに昇格。8月9日、スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ（ポルトガル・スーパーカップ）のSLベンフィカ戦で、トップチームの公式戦に初出場を果たしました。しかし、その5日後にはヴィトーリア・セトゥーバルへレンタル移籍。

2016年1月、ディフェンス陣の負傷者が続出したため、スポルティングCPに呼び戻され、再びチャンスを掴みます。3月9日には、クラブとの契約を2022年まで延長し、4500万ユーロのバイアウト条項が設定されました。

ビジャレアルCF

2017年6月7日、スペインのビジャレアルCFへ1400万ユーロで完全移籍。8月25日のラ・リーガ、レアル・ソシエダ戦で移籍後初出場を飾りました。しかし、その後のキャリアは、ピッチ外での問題に悩まされることになります。

2018年1月、2017年11月にバレンシアのバーでスポルティングCPの選手を暴行し、怪我を負わせたとして警察の取り調べを受けます。さらに同年2月20日には、ある人物を男1人と共に監禁し、自宅に押し入って金品を盗んだ上、発砲したとして逮捕されるという事件を起こしてしまいます。度重なる不祥事が要因となり、2月23日付でビジャレアルCFを解雇。解雇後は「逃亡の危険がある」として、約5ヶ月間留置場で過ごすこととなりました。同年7月13日、約3万ユーロ（日本円で約394万円）を支払い保釈され、ビジャレアルCFと再契約を結びました。

同月19日、SDウエスカへレンタル移籍。第4節のラーヨ・バジェカーノ戦から第12節のデポルティーボ・アラベス戦まで、連続でフル出場するなど、リーグ戦11試合に出場しましたが、同年10月10日にレオ・フランコ監督が解任され、フランシスコ・ロドリゲス監督に代わってからは出場機会を得られず、放出候補に挙げられていました。

2019年1月30日、SDウエスカへのレンタルは打ち切られ、リオ・アヴェFCへシーズン終了までのレンタル移籍となりました。

タイトル

スポルティングCP

スーペルタッサ・カンディド・デ・オリベイラ: 2015

オリンピアコスFC

スーパーリーグ: 2019-20, 2020-21
* キペロ・エラーダス: 2019-20

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