ルーシャス・ジャクソン

ルーシャス・ブラウン・"ルーク"・ジャクソン（Lucious Brown "Luke" Jackson、1941年10月31日 - 2022年10月12日）は、アメリカ合衆国の元プロバスケットボール選手でした。身長206cm、体重108kgと恵まれた体格で、パワーフォワードとセンターをこなしました。1964年の東京オリンピックでは、アメリカ代表として金メダルを獲得しています。

大学時代とオリンピック

ジャクソンはテキサス州サンマルコスで生まれ、テキサス大学リオグランデバリー校でバスケットボール選手として頭角を現しました。その活躍が認められ、1964年の東京オリンピックのアメリカ代表に選出され、見事金メダルを獲得しました。

NBAでの活躍

オリンピックイヤーの1964年、NBAドラフト全体4位でフィラデルフィア・76ersに入団しました。1年目から平均14.8得点12.9リバウンドという素晴らしい成績を残し、オールスターとオールルーキー1stチームに選ばれるなど、その才能をいかんなく発揮しました。

3年目の1966-67シーズンには、ウィルト・チェンバレン、ハル・グリア、ジャクソンらを擁した76ersは、当時の新記録となる68勝を記録し、ファイナルではサンフランシスコ・ウォリアーズを破り、12年ぶりのリーグ制覇を成し遂げました。ジャクソンはプレーオフでも平均11.0得点11.7リバウンドと、チームの勝利に大きく貢献しました。

1968年にチェンバレンがロサンゼルス・レイカーズに移籍すると、ジャクソンはエースとしての役割を期待されました。しかし、翌年に大怪我を負い、その後はパフォーマンスが大幅に低下し、1972年に現役を引退しました。

NBAでの通算成績は、522試合に出場し、5,170得点4,613リバウンド（平均9.9得点8.8リバウンド）でした。通算4,613リバウンドは、76ersの球団史上9位にランクされています。

ルーク・ジャクソンは、オリンピック金メダリストとして、また76ersの主力選手として、輝かしい実績を残した名選手として記憶されています。

個人成績

レギュラーシーズン
プレーオフ

関連項目

フィラデルフィア・セブンティシクサーズのチーム記録

外部リンク

Basketball-Reference.com

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