ルームメイト (韓国のテレビ番組)

『ルームメイト』（朝鮮語: 룸메이트、英語: Roommate）は、韓国のテレビ局SBSで放送されたリアリティ番組です。この番組は、人気番組『日曜日は楽しい（일요일이 좋다）』のコーナーの一つとして企画されました。

当初、2014年4月20日に放送開始が予定されていましたが、セウォル号沈没事故の影響を受け、放送が延期されました。そして、2週間後の5月4日に満を持して初回が放送されました。

番組のコンセプトは、11人の人気スターたちが一つのシェアハウスで共同生活を送るというもの。彼らは、台所、居間、洗濯場などのスペースを共有し、家事も分担しながら生活します。まるで本当の家族や友人のように、スターたちの日常が垣間見える点が魅力でした。

シェアハウスには、なんと60台ものカメラが設置され、スターたちの生活を24時間体制で撮影。寝室は5部屋用意され、プライベートな空間も確保されていました。しかし、多くの時間を共有スペースで過ごすため、スターたちの個性や人間関係が浮き彫りになる仕掛けとなっていました。

番組はシーズン制で、最初に登場した11人のスターのうち6人は、第1シーズン終了とともに番組を卒業しました。そして、2014年9月21日からは、新たに7人のルームメイトが加わり、第2シーズンがスタートしました。新メンバー加入により、新たな人間関係やドラマが生まれ、番組はさらに盛り上がりを見せました。

しかし、人気番組『K-POPスター（K팝스타）』が『日曜日は楽しい』に復帰したことを受け、『ルームメイト』は、2014年11月25日から独立した番組として、火曜日の午後11時15分に放送されることになりました。独立番組となったことで、より自由に、より深くスターたちの生活を掘り下げることが期待されました。

残念ながら、第2シーズンは視聴率が伸び悩み、打ち切りという結果になりました。2015年4月14日に最終回が放送され、番組は幕を閉じました。制作側からは、今後第3シーズンが制作される予定はないことが発表されています。

番組は短命に終わりましたが、多くの視聴者に愛され、スターたちの新たな魅力を引き出した番組として記憶されています。

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