レオナルド・レイチ

レオナルド・ジェルジス・フェレイラ・レイチ（Leonardo Gergis Ferreira Leite、1978年3月25日 - ）は、ブラジル・リオデジャネイロ出身の柔道家です。100kg級を主戦場とし、身長は185cm。柔道以外にも、ブラジリアン柔術や総合格闘技にも参戦しました。

父親がブラジリアン柔術の経験者であった影響から、レイチは6歳の時に柔道を始めました。16歳で所属クラブを移ると、ブラジリアン柔術も開始。柔道では、2001年にパンナム選手権の100kg級と無差別で2階級制覇を果たし、2003年には南米選手権でも同様の偉業を達成しました。2007年には世界団体で2位入賞に貢献しています。

2008年の世界団体では、初戦の日本戦で穴井隆将に指導ポイントで敗れ、準決勝のグルジア戦では北京オリンピック90kg級チャンピオンのイラクリ・チレキゼに大外巻込で敗れました。しかし、チームは3位に入賞しました。2009年からは、地元開催のグランドスラム・リオデジャネイロで3年連続5位という結果に終わっています。2010年には南米競技大会で優勝を果たしました。ルシアーノ・コヘアがいたためにオリンピックには出場できませんでした。

ブラジル柔道ナショナルチームに所属しながらも、ブラジリアン柔術の大会にも積極的に出場していました。黒帯取得直後の1999年には世界柔術選手権100kg級で優勝、翌年には100kg超級でも優勝し、2階級制覇を成し遂げました。その後も2003年、2006年、2008年には2位に入賞。これらの実績から、ブラジリアン柔術で最も成功した柔道家の一人として評価されています。2013年からは総合格闘技にも挑戦し、10勝2敗の戦績を収めました。

主な戦績

2001年 - パンナム選手権 100kg級 優勝、無差別 優勝
2003年 - 南米選手権 100kg級 優勝、無差別 優勝
2007年 - パンナム選手権 2位
2007年 - 世界団体 2位
2008年 - パンナム選手権 3位
2008年 - 世界団体 3位
2009年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 5位
2009年 - ワールドカップ・アピア 優勝
2009年 - グランプリ・アブダビ 5位
2010年 - 南米競技大会 優勝
2010年 - パンナム選手権 100kg級 2位、無差別 2位
2010年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 5位
2011年 - グランプリ・デュッセルドルフ 5位
2011年 - グランプリ・バクー 5位
* 2011年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 5位

(出典: JudoInside.com)

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