レジス・フィルビン

レジス・フランシス・ゼイビアー・フィルビン（Regis Francis Xavier Philbin、1931年8月25日 - 2020年7月25日）は、アメリカ合衆国の著名なエンターテイナーであり、歌手、コメディアン、俳優として多岐にわたる才能を発揮しました。

彼は、その勤勉さから「ショービジネス界隈で最も働く男」という異名を持ち、米国内のテレビ番組において最も長い時間活動した人物としてギネス世界記録に認定されています。これは、彼のエンターテイナーとしての情熱と、テレビ業界への貢献を如実に示すものです。

初期のキャリアと転機

ノートルダム大学を卒業後、フィルビンは海軍に所属していました。その後、『ザ・トゥナイト・ショー』のページとしてテレビ業界に足を踏み入れます。1967年には、『ザ・ジョーイ・ビショップ・ショー』でジョーイ・ビショップの相方として、初めてネットワークテレビに登場しました。

『ライブ！ウィズ・レジス＆キャシー・リー』そして『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』

フィルビンのキャリアにおける最大の転機は、1988年からニューヨークを拠点とする全国放送のトーク番組『ライブ！ウィズ・レジス＆キャシー・リー』の共同司会者に就任したことでした。この番組は瞬く間に人気を博し、フィルビンは一躍有名になりました。2001年には番組名が『ライブ！ウィズ・レジス＆ケリー』に変更され、フィルビンは2011年まで司会を務めました。彼が去った後も、番組は『ライブ！ウィズ・ケリー』として継続されました。

また、フィルビンは、1999年から2000年の米国テレビシーズンにおいて、アメリカ版『フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア』の司会者としても広く知られています。この番組は当時のアメリカで最も視聴されたテレビ番組の一つであり、フィルビンの司会者としての才能を改めて示すこととなりました。

その他の活動

『ミリオンダラー・パスワード』や『アメリカズ・ゴット・タレント』の第1シーズンでも司会を務めるなど、数々の人気番組で活躍しました。

レジス・フィルビンは、その長きにわたるキャリアを通じて、アメリカのテレビ業界に多大な貢献を果たしました。彼のエンターテイナーとしての才能と、常に新しい挑戦を続ける姿勢は、多くの人々に感動と勇気を与え続けています。

Regis Philbin - IMDb（英語）
レジス・フィルビンのインタビュー映像 - The Interviews: An Oral History of Television
レジス・フィルビン - Discogs（英語）

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