レティクル東京座

レティクル東京座は、2012年に赤星ユウによって旗揚げされた日本の劇団です。赤星ユウが帝京大学ヴィクセンズシアターを引退後、新たな表現の場として設立されました。惜しまれつつも、2021年12月1日をもって解散しました。

特徴

レティクル東京座の公演は、その独特なスタイルで知られています。主な特徴は以下の通りです。

ハイスピードな台詞回しと独特のテンポ: 観客を飽きさせない、リズミカルな会話劇が展開されます。
大爆音×大閃光×華美衣裳×耽美化粧: 視覚と聴覚を刺激する、圧倒的な演出が特徴です。
「歌って×踊って×演じる」絶対極星エンターテイメント: 演劇、歌、ダンスを融合させた、他に類を見ないパフォーマンスを繰り広げます。

アイドル♂怪盗レオノワール公演以降、以下の3つの作風を公演ごとのテーマとして採用していました。

L<ライト>エンタメ公演: 楽曲が多く、ハチャメチャなお祭り騒ぎのような明るい作品。
D<ダーク>エンタメ公演: 楽曲は少なめで、シリアスでシックな、ダークな世界観の作品。
N<ニュートラル>エンタメ公演: LとDの中間に位置する、変幻自在な作風の作品。

また、vol.3『見世物革命ゴウマちゃん』以降、芝居終了後のカーテンコールの後には、「レティクル★ライヴ」と呼ばれるライブパフォーマンスが行われていました。芝居の世界観をさらに盛り上げる、熱狂的な時間です。

観客との交流も大切にしており、芝居終了後には携帯電話での撮影が可能な撮影タイムが設けられていました。これにより、観客は公演の感動を写真に収め、SNSなどで共有することができました。

公式ファン倶楽部の会員は「絶対極星因子〈スタァファクタァ〉」と呼ばれ、「ファクタァ」という愛称で親しまれていました。ファンとの絆を大切にする姿勢が、多くの支持を集めていました。

解散時の所属俳優

青海アキ
シミズアスナ
中三川雄介
古俣晨
山本沙和
木内海美
宮下真実

過去の所属俳優

星秀美
雨宮慎太朗
吉澤清貴

スタッフ

* 主宰・脚本家・演出家：赤星ユウ

レティクル東京座は解散しましたが、その独創的なスタイルとエンターテイメント性は、多くの観客の心に深く刻まれています。彼らの作品は、これからも語り継がれていくことでしょう。

もう一度検索