レトロでんしゃ館

レトロでんしゃ館の魅力

名古屋市交通局が運営する「レトロでんしゃ館」は、愛知県日進市に位置し、2000年にオープンしました。この施設は名古屋市交通局日進工場の敷地内に設置されており、正式名称は「名古屋市 市電・地下鉄保存館」です。ここでは、名古屋の地下鉄や市電の車両が静態保存されており、訪れる人々に交通史や鉄道の魅力を堪能させています。

展示内容について

館内には、名古屋市交通局で使用されていた地下鉄と市電の車両が3台展示されています。具体的には、市電1400形（1421号）、市電3000形（3003号）、市電2000形（2017号）、そして地下鉄100形（107号・108号車、通称「黄電」）の4両が常設されています。これらの車両は、自由に内部を見学できるため、訪れた人々は当時の内部の様子を直接体験することができます。

また、館内には常設な展示コーナーや企画展示コーナーもあり、鉄道に関連するさまざまな情報を提供しています。特に鉄道運転シミュレーター「とことん地下鉄!!大名古屋」を体験できるコーナーは、多くの来館者に好評を博しています。

入館の詳細

入館は無料で、開館時間は午前10時から午後4時までとなっています。毎週水曜日と年末年始は休館日ですので、訪れる際は注意が必要です。アクセスは、名古屋市営地下鉄鶴舞線および名鉄豊田線の赤池駅から徒歩約7分と、比較的便利な位置にあります。

館内施設の特徴

入口付近にある事務所では、交通局に関する各種資料や、鉄道運転ゲームなどのグッズも販売されています。これにより、ただの見学だけでなく、周辺の土産や資料を通じて、来館者はさらなる楽しみを見出すことができます。

歴史と利用者

レトロでんしゃ館は、2015年には入館者が100万人を突破し、その人気を証明しました。鉄道ファンのみならず、家族連れや観光客に至るまで、さまざまな人々がこの場所を訪れ、名古屋の交通文化に触れています。

まとめ

このように、レトロでんしゃ館は名古屋市が誇る交通文化の体験場所として、訪問者に多くの興奮や知識を提供しています。名古屋に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみることをお勧めします。実際に車両を見学しながら、交通の歴史に思いを馳せる貴重な時間を過ごすことができるはずです。

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