ロコ・ソラーレ

ロコ・ソラーレ（Loco Solare）について

ロコ・ソラーレは、カーリングを愛する日本のチームで、一般社団法人として運営されています。もともと「LS北見」という名称で知られていましたが、2018年11月に法人化されたことにより、チーム名をロコ・ソラーレに統一しました。北見カーリング協会に所属し、アドヴィックス常呂カーリングホールを練習拠点としています。

設立の経緯

このチームは2010年に、本橋麻里によって設立されました。本橋は過去に冬季オリンピックに2回出場した経験を持ち、カーリングが盛んな地元・北見市において、競技の普及と選手たちが力を発揮できる環境作りを目指しました。選手たちが大学進学や就職に伴い、強豪チームに移籍する状況を改善したいという思いがその背景にありました。また、地域に根ざした「実業団ではない」クラブチームとしての存在も目指されました。名前の「ロコ」は「ローカル」と「常呂っ子」、そして「ソラーレ」はイタリア語で「太陽」を意味しています。

チームの成績と活動

ロコ・ソラーレは、平昌オリンピック（2018年）と北京オリンピック（2022年）に日本代表チームとして出場しました。注目すべきは、2021年に日本の女子カーリングチームで初めて日本ミックスダブルスカーリング選手権の優勝者が複数名いるという点です。また、2023年には新たに男子カーリングチーム『ロコ・ドラーゴ』が結成されることも発表されました。

主な戦歴

ロコ・ソラーレは数々の大会で優勝を果たしています。特に、2016年には世界選手権で準優勝を遂げ、日本カーリング界における地位を確固たるものにしました。また、日本選手権においても2015年には初優勝を果たし、その後も数回決勝に進出しています。

チームの理念と活動

本橋麻里はチームの設立理念に基づき、「誰もが競技を辞めずにいられるような環境を作りたい」と語っています。チーム内の団結を深めるためには、選手個々のレベルアップが欠かせません。チームは高い練習水準を維持し、互いに刺激し合いながら成長しています。特に、選手たちは普段から厳しいトレーニングを積んでおり、練習メニューの質にもこだわりがあります。

現在の状況

2023-24シーズンにおいても、ロコ・ソラーレは活発に大会に参加しています。アドヴィックスカップやナショナル、パンコンチネンタル選手権など、数々の重要なイベントに出場し続けており、地域を代表するチームとしてカーリングの普及活動を行っています。選手たちはこれからもさらなる高みを目指し、努力を重ねていくことでしょう。

ロコ・ソラーレの存在は、カーリングを通じて地域の人々をつなぎ、スポーツ文化を広める重要な役割を果たしています。彼らの活躍に今後も期待が寄せられています。

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