ロック・アップ

ロック・アップ (LOCK UP)

ロック・アップは、1999年にナパーム・デスのベーシスト、シェーン・エンバリーを中心に結成されたグラインド・コアおよびデスメタルバンドです。メンバーはそれぞれが別の有名なバンドで活躍しており、このグループは彼らのサイド・プロジェクトとしてバンド活動を行っています。ロック・アップはおもに激しい音楽スタイルで知られ、彼らのライブパフォーマンスも非常に評価されています。

メンバー構成

• - シェーン・エンバリー (Shane Embury) - ベース

シェーンはナパーム・デスやヴェノモス・コンセプトといった著名なバンドでも知られています。彼はロック・アップの主要メンバーとして活動を続けています。

• - ジェシー・ピンタード (Jesse Pintado) - ギター

1969年生まれで、ロック・アップでは1999年から2006年まで在籍していました。ナパーム・デスやテロライザーでも知られ、2006年には糖尿病の合併症により亡くなりました。

• - ニコラス・ニック・バーカー (Nicholas "Nick" Barker) - ドラム

ニックはディム・ボルギルやクレイドル・オブ・フィルスといったバンドでの活動を経て、ロック・アップに参加しました。

• - ピーター・テクレン (Peter Tägtgren) - ボーカル

スウェーデンのヒポクリシーやブラッドバスで名を馳せている他、アビス・スタジオのプロデューサーとしても知られる彼は、ロック・アップの1stアルバムに参加しました。

• - トーマス・リンドバーグ (Tomas Lindberg) - ボーカル

アット・ザ・ゲイツやザ・クラウンでの活躍に加え、ロック・アップの2ndおよび3rdアルバムにも参加した実力派ボーカリストです。

活動とライブ

ロック・アップは、これまでに数回のライブ活動を行っており、特に2002年には来日公演「EXTREME THE DOJO Vol.4」でのパフォーマンスが評価されました。この来日公演の模様は、ライブアルバム『Play Fast or Die - Live in Japan』としてリリースされ、ファンからの支持を集めることになりました。

ディスコグラフィー

ロック・アップはこれまでにいくつかのスタジオアルバムとライブアルバムをリリースしています。主なリリースは以下の通りです：

• - 1999年 - Pleasures Pave Sewers

バンドのデビューアルバムで、グラインド・コアのスタイルを確立。

• - 2002年 - Hate Breeds Suffering

激しいサウンドが特徴的なアルバムで、バンドの人気を押し上げました。

• - 2011年 - Necropolis Transparent

彼らの音楽スタイルは更に洗練され、暗いテーマが色濃く表れています。

• - 2017年 - Demonization

最新アルバムで、圧倒的なパワーをもたらす一作が完成しました。

• - 2005年 - Play Fast or Die - Live in Japan

来日公演のライブアルバムとして、激しいパフォーマンスが収録されています。

ロック・アップは、メンバーそれぞれの個性を生かした音楽スタイルと激しいライブパフォーマンスで、多くのファンを魅了し続けています。

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