ロドニー・ウェブ

ロドニー・ウェブは、1983年8月5日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはフォワード、背番号は0番、身長201cm、体重100kg。

大学時代とプロキャリアの始まり

ロングビーチ・シティカレッジからフロリダ・アトランティック大学に編入し、NCAAで活躍しました。卒業後はフランスプロBリーグを経て、CBAのグレートフォールズ・エクスプローラーズでプレーしました。

新潟アルビレックスBBでの活躍と苦悩

2007年、新潟アルビレックスBBに入団しました。入団当初は、ニック・デービスの移籍によるインサイドプレイヤーの不在から、ポストプレーをすることが多く、なかなかその真価を発揮できませんでした。しかし、徐々にフォワードとしてのドライブやミドルレンジからのシュートなど、多彩な攻撃でチームの決定力の中心となっていきました。

また、相手のドライブインやペネトレイトを防ぐポジション取りなど、高い精度のディフェンスも彼の持ち味でした。

富山グラウジーズ、仙台89ERSでのプレー

2008年オフ、富山グラウジーズに移籍し、2年連続でオールスター出場を果たしますが、直後に仙台89ERSへトレードされます。

新潟アルビレックスBBへの復帰と事件

2012年、新潟アルビレックスBBに復帰しました。実生活では真面目で勤勉、コツコツと練習に励む選手で、穏やかな性格であると言われていました。

しかし、2014年3月8日、対秋田ノーザンハピネッツ戦で事件が起こります。秋田のチェイス・マクファーランドからの執拗な肘打ちに激高し、殴打。マクファーランドが倒れた後、さらに後頭部を蹴り、鼻と顎を骨折させるという事態を引き起こしました。試合はウェブとマクファーランド両者退場となり、ウェブには追加処分としてシーズン残り出場停止の処分が下されました。新潟はウェブとの契約を解除しました。

プレースタイルと評価

多彩な攻撃力と精度の高いディフェンスが持ち味の選手でした。特に、ドライブやミドルレンジからのシュートはチームの得点源として期待されていました。しかし、短気な一面もあり、それが事件を引き起こす要因となってしまいました。

参照

* アメリカ合衆国のバスケットボール選手一覧

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