ロヘル・マチャド

ロヘル・マチャド・モラレス（Roger Machado Morales, 1974年3月31日 - ）は、キューバが生んだ名捕手として知られています。右投右打の選手として、国際舞台で輝かしい実績を残しました。

選手経歴

マチャドは、2000年代初頭からキューバ代表として数多くの国際大会に出場し、その才能を開花させました。特に、以下の大会での活躍は目覚ましいものでした。

2002年11月：第15回IBAFインターコンチネンタルカップ キューバ代表として出場。チームは優勝し、金メダルを獲得。
2003年8月：パンアメリカン競技大会 野球キューバ代表に選出。ここでも優勝を果たし、金メダルに輝きました。
2003年10月：第35回IBAFワールドカップ キューバ代表として出場し、金メダルを獲得。
2004年8月：アテネオリンピックの野球キューバ代表に選出。
2005年9月：第36回IBAFワールドカップ キューバ代表として優勝、金メダルを獲得。
2006年3月：第1回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）のキューバ代表に選出。しかし、当時不動の正捕手であったアリエル・ペスタノの存在もあり、出場機会は限られました。

これらの大会での実績が示すように、マチャドはキューバ代表の黄金時代を支えた重要な選手の一人でした。

引退後

現役引退後、マチャドはその経験と知識を活かし、指導者としての道を歩み始めました。2016年3月には、タンパベイ・レイズとの親善試合でキューバ代表のコーチを務め、チームをサポート。同年には、キューバ代表のカナディアンアメリカンリーグ遠征で監督を務めました。これらの活動を通して、次世代の育成に貢献しています。

プレースタイル

マチャドは、堅実な守備と冷静な判断力が持ち味の捕手でした。国際大会では、同世代にアリエル・ペスタノという傑出した捕手がいたため、常にレギュラーとして活躍できたわけではありませんが、与えられた機会を最大限に活かし、チームに貢献しました。また、打撃においても、確実性の高い打撃でチームを支えました。

詳細情報

年度別打撃成績（2000-01年以降）は割愛します。

代表歴

2002 IBAFインターコンチネンタルカップ キューバ代表
2003 IBAFワールドカップ キューバ代表
2004年アテネオリンピックの野球競技・キューバ代表
2005 IBAFワールドカップ キューバ代表
* 2006 ワールド・ベースボール・クラシック・キューバ代表

ロヘル・マチャド・モラレスは、選手としてだけでなく、指導者としてもキューバ野球界に貢献し続けています。彼のこれからの活躍にも注目が集まります。

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