ロベルト・アルマー

ロベルト・アルマーは、1984年3月20日生まれ、オーストリア出身の元プロサッカー選手です。ポジションはゴールキーパーでした。

クラブキャリア

アルマーは、SKシュトゥルム・グラーツの育成アカデミーで育ち、17歳でトップチームに昇格しました。その後、FKアウストリア・ウィーンやSVマッテルスブルクといったオーストリア・ブンデスリーガのクラブでプレーしました。

2011年には、ドイツ2.ブンデスリーガのフォルトゥナ・デュッセルドルフに移籍し、翌年にはドイツ・ブンデスリーガへの昇格を経験しました。その後、エネルギー・コットブス、ハノーファー96を経て、2015年に古巣であるFKアウストリア・ウィーンに復帰しました。

2018年6月4日、膝の怪我のため、惜しまれつつも現役引退を発表しました。

代表キャリア

アルマーは、各カテゴリーのオーストリア代表に選出されてきましたが、A代表デビューは25歳と遅咲きでした。しかし、2015年9月5日のUEFA欧州選手権予選以降、603分間無失点を記録し、フリードリッヒ・コンシリアが保持していた代表試合無失点記録を更新しました。

2016年にフランスで開催されたUEFA欧州選手権では、全試合に先発出場を果たし、オーストリア代表のゴールマウスを守りました。

エピソード

元日本代表の権田修一選手が、目標とする選手としてロベルト・アルマーの名前を挙げています。権田選手は、アルマー選手の安定したセービング技術や冷静な判断力を高く評価しています。

アルマーは、その卓越した技術と冷静な判断力で、数々のクラブや代表チームで活躍しました。彼の引退は、多くのサッカーファンにとって惜しまれるものでしょう。

もう一度検索