ロボファイト・ロボゴング

ロボファイト・ロボゴング

ロボファイト・ロボゴングは、二足歩行ロボットの競技会として大阪を中心に行われているイベントです。このイベントは、ロボットフォースが主催し、VR技術やエンターテインメント性の高いコンセプトで多くの参加者と観客を引き寄せています。

競技の概要

ロボファイト・ロボゴングの基本ルールは、市販されている二足歩行ロボットを基準にしたもので（具体的にはKHR-1を元にしています）、攻撃によるダウンカウントを通じて勝敗が決まります。このルールは、多くのロボットバトルイベントでおなじみのシステムであり、一般的なファンにも理解しやすい形式です。しかし、この競技会には独自の発射体ルールが存在します。乗り手が射出宣言をした後に発射したものが敵の胴体に当たれば1ダウンとカウントされるルールです。この発射体ルールは、勝負を決める最終ダウンカウントには適用されません。

歴史と過去の大会

ロボファイトとロボゴングは毎年定期的に開催されており、参加者は自らの工夫を凝らしたロボットで技術を競い合います。以下に、いくつかの過去の大会のハイライトを示します。

• - ロボファイト5：2007年5月12日に開催され、エントリーは40台でした。
• - ロボファイト8：2008年11月2日から3日にかけて開催され、同じく40台の参加がありました。この大会でのSRC部門優勝者は大竹章司でした。
• - ロボファイト9：2009年5月9日から10日、優勝者は小出真澄です。特に注目されたのはSRCO部門で、松原広司が優勝を果たしました。
• - ロボファイト12：2010年11月6日、大会は40台の参戦者が集まり、二人一組での2on2タイプの対戦も行われ、アステリズムが優勝しました。
• - ロボゴングシリーズは、ロボファイトと並ぶ人気で、特にロボゴング6は2007年8月11日に大阪産業創造館で開催され、初回から盛況を博しました。

特徴と魅力

この競技会の魅力は、ただの戦いにとどまらず、参加者が持っている技術や創造性を駆使して独自のロボットを設計し、戦うところにあります。また、観客もこのバトルを観戦しながら楽しむことができ、全体が盛り上がるイベントとなっています。ロボットが繰り出す豪快な攻撃やパフォーマンスは、見る人々を魅了します。技術の進化に伴い、ロボファイト・ロボゴングの内容も日々進化しており、新しい技術やアイデアが競技に組み込まれています。

最後に

ロボファイト・ロボゴングは、技術、創造力、そしてエンターテインメントが融合した素晴らしいイベントです。今後もこの競技会は、ロボット工学の発展とともに成長していくことでしょう。興味がある人はぜひ参加してみることをお勧めします。

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