ロムロ・オテーロ

ロムロ・オテーロ・バスケス（Rómulo Otero Vásquez , 1992年11月9日 - ）は、ベネズエラの首都カラカス出身のサッカー選手で、現在メキシコ・リーガMXのクルス・アスルに所属しています。ポジションは主にMFであり、攻撃的な役割を担います。

クラブ経歴

オテーロは2009年に17歳という若さで、地元の名門クラブであるカラカスFCでプロとしてのキャリアをスタートさせました。カラカスFCでは、その才能をいかんなく発揮し、2014-15シーズンまでの間、105試合に出場し20ゴールを記録しました。この活躍が認められ、海外クラブへの移籍の足がかりとなりました。

2015-16シーズンには、チリのCDウアチパトへローン移籍し、異国の地でもその実力を証明しました。21試合に出場し8ゴールを記録し、チームの重要な戦力として活躍しました。

2016年7月には、ブラジルの名門クラブであるアトレチコ・ミネイロへ再びローン移籍を果たしました。アトレチコ・ミネイロでの活躍が認められ、2017年4月には完全移籍でクラブと合意しました。アトレチコ・ミネイロでは、その創造性と得点能力でチームに大きく貢献しました。

ベネズエラ代表

オテーロは、クラブでの活躍が評価され、ベネズエラ代表にも選出されています。2013年3月に行われた2014 FIFAワールドカップ・南米予選の対アルゼンチン戦で、ベネズエラ代表としてデビューを果たしました。同年9月には、同じくワールドカップ予選の対ペルー戦で、代表戦初ゴールを記録しました。これは、彼にとって非常に大きな意味を持つゴールとなりました。

オテーロは、そのプレースタイルから、攻撃的MFとして、主に中盤でゲームを組み立てる役割を担います。優れたパスセンスと創造性を持ち合わせており、チャンスメイクを得意としています。また、フリーキックの精度も高く、直接ゴールを狙えるキックも彼の武器の一つです。ドリブルやテクニックも高く、相手ディフェンダーを翻弄するプレーも魅力です。

今後の活躍が期待されるベネズエラ出身の才能あるサッカー選手の一人です。

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