ロメオ・ラヴィア
ロメオ・ラヴィア(Roméo Lavia)は、
ベルギー・
ブリュッセルで生まれたサッカー選手で、現在
チェルシーFCに所属し、
ベルギー代表としても活躍しています。彼の誕生日は
2004年1月6日で、ポジションは
ミッドフィールダー(MF)です。
クラブ歴
ロメオは8歳の時に
RSCアンデルレヒトのユースチームに加入し、そこでの経験がその後のキャリアに大きな影響を与えました。特に、
ケヴィン・デ・ブライネが関与するU-15のKDBカップでの活躍により、彼の才能が注目されることとなりました。
2020年夏、16歳でマンチェスター・シティのエデュケーショナル・デベロップメンタル・スクワッド(EDS)に完全移籍し、プロ契約を結びました。すぐにU-18チームでその実力を示し、11月にはU-23チームにも昇格。その後、2021年4月には
プレミアリーグ2の年間最優秀選手に選ばれるまでに成長を遂げました。この成績を受け、
マンチェスター・シティFCは彼を2021-22シーズンからトップチームに昇格させる計画を立てました。
2021年9月21日には
EFLカップの
ウィコム・ワンダラーズFC戦でトップチーム初出場を果たします。2022年には
サウサンプトンFCと5年契約を結び、
プレミアリーグの舞台で活躍しましたが、チームはチャンピオンシップに降格。多くのクラブからの関心を受け、2023年8月18日には
チェルシーFCに5800万ポンドという移籍金で加入しました。
チェルシーへの加入初期はコンディションが整わず、2023年12月にやっとスカッド入りを果たしました。12月28日にはクリスタル・パレス戦で途中出場しましたが、こちらも大腿部の負傷により短期間で再びチームを離れることとなりました。結果として、初年度はわずか1試合、32分のプレーにとどまりました。
代表歴
ロメオ・ラヴィアは、
ベルギーの出身ですが、ガーナにもルーツがあります。このため、彼は両国で代表選手としての資格を持っています。2019年には
ベルギーU-15代表としてアンダー代表デビューを果たし、以後、
ベルギー代表を選択し、主将も務めています。2023年3月28日にはドイツ代表との親善試合でA代表デビューを果たしました。
プレースタイル
ラヴィアは守備的
ミッドフィールダーとして知られています。彼が模範としている選手には、セルヒオ・ブスケツやマンチェスター・シティの先輩フェルナンジーニョがいます。特徴的なのは、ボールを奪う際の粘り強さや、頭を使ったハイプレス、そして低い位置から攻撃の裏を取るパスセンスです。これらのスキルは、今後のさらなる成長と成功を支えていくことでしょう。