ロランス・フルニエ・ボードリー

ロランス・フルニエ・ボードリーのプロフィール

ロランス・フルニエ・ボードリー（Laurence Fournier Beaudry）は、1992年7月18日生まれのカナダ出身のアイスダンス選手です。彼女は、ニゴライ・サアアンスンとのパートナーシップで知られ、デンマークを拠点に活動しています。

経歴のスタート

フルニエ・ボードリーは2012年8月にニゴライ・サアアンスンとカップルを結成し、その後デンマークに拠点を移しました。彼女の国際大会デビュー戦は「パベルロマンメモリアル」で、そこで優勝を果たし、シニアの国際大会において初めてメダルを獲得しました。それ以降も順調に成績を残し、アイスチャレンジで2位、ネスレ杯で3位と連続して表彰台に立ちました。

継続する挑戦

2014-2015シーズンには、欧州選手権で前年の18位から9位に大きく順位を上げ、世界選手権でも11位の好成績を収めました。その後、2015-2016シーズンにはグランプリシリーズに参戦し、スケートカナダで7位、欧州選手権で2年連続の9位へと進展を見せました。

2016-2017シーズンでは、欧州選手権で自己最高となる7位を記録し、世界選手権では13位に入ったことで、デンマークの平昌オリンピック出場枠を確保しました。この年は彼女にとって特に意義のあるシーズンでした。

カナダへの移籍

しかし、2017-2018シーズンにはデンマーク国籍取得が阻まれました。デンマークへの帰化には7年間の居住が必要でしたが、フルニエ・ボードリーとサアアンスンはカナダを練習拠点とすることを選びました。このシーズンでは欧州選手権で9位となり、3月1日にオリンピック出場を目指してカナダへの移籍を発表しました。移籍はデンマークスケート連盟によっても支援され、公式声明も公表されました。

カナダでの成績

2018-2019シーズンでは、カナダ選手権で銅メダルを獲得し、四大陸選手権でも5位入賞を果たしました。これらの成績は、彼女の努力と成長を示すものであり、引き続き競技生活において高い成果を上げています。

パートナーシップ

フルニエ・ボードリーは、2013-2014シーズン以降ニゴライ・サアアンスンとコンビを組んでいますが、彼女のキャリアの初期には他のパートナーとも競技を行っていました。2011-2012シーズンまではアンソニー・キンタルと、2008-2009シーズンにはヨアン・ブレトンとペアを組んでいました。

将来への展望

ロランス・フルニエ・ボードリーの活躍は、多くのフィギュアスケートファンにとって感動を与えるものです。これからも彼女の挑戦と成長を見守り、応援し続けることが大切です。彼女の才能とパートナーシップが生み出す美しいパフォーマンスに期待しましょう。

もう一度検索