ローズヒップファニーファニー

ローズヒップファニーファニー：大阪発、個性派コントコンビの軌跡

2011年に結成されたお笑いコンビ、ローズヒップファニーファニー。サンミュージック所属のお笑いコンビとして、独特の世界観で多くのファンを魅了しました。2021年3月12日の解散後も、2人それぞれの道を歩み続けています。

メンバープロフィール

ハギノ・リザードマン

1984年4月15日生まれ、岡山県出身。身長178cm、A型。NSC大阪校26期生。

中学時代、友人に誘われお笑いの道に興味を持つも、本格的に活動せず別々の高校へ進学。3年後に再会した友人から「夢を追いかけてばかりではダメだ」と諭され、奮起してNSCへ入学しました。

趣味は漫画・映画鑑賞、筋トレ、怪獣フィギュア収集。特技はギターとドラム演奏。過去には「三日坊主」「ハギノトップレディ」名義でも活動していました。本名は萩野伸司さん。

ムーラちゃん

1982年11月30日生まれ、奈良県出身。身長167.5cm、A型。NSC大阪校25期生。

祖父母が楽しそうに漫才を見ている姿を見て、お笑い芸人を目指すことを決意しました。

趣味は漫画・映画鑑賞、太陽の塔グッズ収集。特技は日曜大工と自作キャラクター作り。小型フォークリフトと小型車両系建設機械の免許も保有しています。

過去には「チキンジョージ」「ザ・ツタンカーメンズ」「パーフェクトナゲット」などのコンビ名や芸名で活動。解散後は事務所を退社し、「ナゲット村井」名義でピン芸人として活躍しました。柳沢慎吾さんの物真似も得意です。

コンビ活動と芸風

結成当初は「爆力毒蛙インド会社」というコンビ名で、大阪を拠点に活動。よしもとクリエイティブ・エージェンシー大阪に所属していました。2013年7月に退社し上京、フリーを経て2015年2月にサンミュージック所属となりました。

主なネタはコントで、河童などの小道具を多用することが特徴でした。ハギノさんの小道具作りの腕前と、言葉で説明しにくいネタが多かったことから、このスタイルが確立されたとのこと。映像だけでも理解できる、世界中の人々が楽しめるネタを目指し、極力言葉を使わない工夫も凝らしていました。漫才も披露していましたが、コントが中心でした。現在のコンビ名は、びっくりドンキーのメニューに「ローズヒップティー」を見つけたことと、「ファニーファニー」を付けることで人気が出ると考えたことが由来となっています。

2014年には『あらびき団 presents あら-1グランプリ』でファイナリストに選出されるなど、高い評価を得ていました。

テレビ出演番組

数々のテレビ番組に出演し、その独特のコントで視聴者を魅了しました。主な出演番組として、『コサキン・天海の超発掘!ものまねバラエティー マネもの』、『あけるなキケン』、『PON!』、『輝け!ギャラ3000円芸人』、『有田ジェネレーション』、『じわじわチャップリン』、『お笑いトレンディ夜会』、『あらびき団 オールナイト祭』、『ナカイの窓』、『とんねるずのみなさんのおかげでした』、『マツコ&有吉 かりそめ天国』、『内村てらす』、『ZIP!』、『ウチのガヤがすみません!』、『世界一おもしろい海の家〜ナナナマリーナで笑イーナ!〜』、『ネタパレ』などがあります。また、小南泰葉さんのPVにもムーラちゃんが出演しています。

ライブ活動

単独ライブ「報復絶倒」を開催するなど、精力的な活動を展開していました。

解散後

2021年3月12日に解散。2人とも芸人活動を継続しています。ハギノ・リザードマンとムーラちゃんは、それぞれSNS等で近況を発信しています。

ローズヒップファニーファニーは、短い活動期間ながらも、独特のコントと個性的なキャラクターで多くの人の記憶に残るコンビとなりました。彼らの今後の活躍にも期待が高まります。

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