ワインド-アップ・レコーズ

ワインドアップ・レコーズ

ワインドアップ・レコーズ（Wind-Up Records）は、1997年3月に設立されたアメリカ合衆国ニューヨークを拠点とするレコードレーベルです。親会社はWind-up Entertainment Inc.であり、同社が買収したグラス・レコードを基盤として事業を開始しました。

歴史

ワインドアップ・レコーズは、映画のサウンドトラックや人気ロックバンドのアルバムの成功によって、急速にその名を知られるようになりました。特に、映画『デアデビル』や『パニッシャー』のサウンドトラック、そしてクリードのアルバム『ヒューマン・クレイ』、エヴァネッセンスの『フォールン』は、レーベルの初期の成功を支える重要な作品群です。これらの作品の商業的な成功を背景に、アルター・ブリッジの『ワン・デイ・リメインズ』など、その後もヒット作を連発し、北米最大級のインディペンデント・レーベルとしての地位を確立しました。

しかし、2011年10月31日には、創設者であるアラン・メルツァーが67歳で逝去するという悲しい出来事がありました。その後、2013年10月には、ワインドアップ・レコーズに所属していたアーティストの多く（クリード、エヴァネッセンス、シーザーなど）の版権がBicycle Music Companyに買収され、Concord Music Groupを通じて配給されることになりました。さらに2015年5月には、Concord Bicycle Musicが残りのワインドアップ・レーベルも買収し、現在に至ります。

現在、ワインドアップ・レコーズの配給は、米国内ではソニー・ミュージックエンタテインメント（米国）が、国際的にはユニバーサル・ミュージック・グループが担当しています。

主な契約アーティスト

Civil Twilight
Jillette Johnson
The Griswolds
The Virginmarys
Young Guns
Strange Talk
The Revivalists
ファイブ・フォー・ファイティング（シングル「Slice」より契約）
Crobot
Filter
SPEAK
Genevieve
Aranda

かつて契約していたアーティスト

12ストーンズ（12 Stones、2010年解約）
アルター・ブリッジ（1stアルバムのみ）
ボーイセッツファイア（Boysetsfire、2nd、3rdアルバムのみ）
ブレーキング・ポイント（2007年解散）
ドラウニング・プール（2006年解約）
ベン・ムーディー
ベイサイド（Bayside）
エヴァネッセンス
カルテル
クリード
フィンガー・イレヴン（Finger Eleven）
ホーソーン・ハイツ
O.A.R.（オブ・ア・レヴォリューション）（O.A.R.）
エミリー・オスメント
スコット・スタップ
シーザー

関連項目

コンコード・レコード
ユニバーサル ミュージック グループ
ユニバーサルミュージック (日本)

外部リンク

Official Site of Wind-up Records
ワインド-アップ・レコーズ - Myspace
* ワインド-アップ・レコーズ - YouTubeチャンネル

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