ワールド☆レコーズ

ワールド☆レコーズ

『ワールド☆レコーズ』（WORLD RECORDS）は、2004年4月18日から2005年3月13日まで日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組です。毎週日曜日の19:58から20:54の時間帯に放送され、視聴者に多くの楽しさを提供しました。番組の略称は「WRS」または「ワーレコ」として親しまれていました。

概要

この番組の司会は、人気お笑いコンビのウッチャンナンチャンから内村光良と俳優の生瀬勝久が務め、二人は特に『ウッチャンナマチャン』という愛称で呼ばれました。彼らは「No.1メーカー」として、様々なオリジナル競技を考案し、その中から世界一を決定する企画を立ち上げました。これにより、世界各地から選手を招き、競技を通じて新たな世界記録（ワールドレコーズ）を認定する『WRS認定世界一決定戦』が番組のメインコーナーとなりました。

このコーナーは国際弁護士の湯浅卓を含む、計4名のWRS認定委員が記録が世界記録として認めるべきかどうかを審査しました。しかし、認定された記録は公式な「ギネス記録」とは異なり、「ギネスブック」への掲載は行われることはありませんでした。

放送の終了とその後

『ワールド☆レコーズ』は2005年3月13日の2時間スペシャルをもって終了しました。しかし、2006年にはアメリカのABCネットワークで『Master of Champions』として再フォーマットされ、再び多くの視聴者に親しまれることになりました。

主な出演者

No.1メーカー（司会者）

• - 内村光良チーフ
• - 生瀬勝久チーフ

レギュラーWRS認定委員

• - 湯浅卓（国際弁護士）

イベント内容

『ワールド☆レコーズ』では、様々なオリジナル競技が開催され、以下のような内容が展開されました：

• - 人間クレーンでグラスつかみ世界一決定戦
• - パチンコ世界一決定戦
• - 片手逆立ち10m走世界一決定戦
• - 水中30m走世界一決定戦
• - ドリフト駐車世界一決定戦
• - スカイダイビングでバラまきボールキャッチ世界一決定戦

など、多彩な競技が視聴者を魅了しました。

さらに、ロボット同士がK-1ルールで戦う「ロボットNo.1決定戦」も行われ、特に有名な芸能人をモチーフにした機体も参加しました。このイベントは、2013年と2014年に放送された『リアルロボットバトル日本一決定戦』の前触れともなりました。

ミニコーナー

番組内にはいくつかのミニコーナーもありました。例えば、生瀬チーフが独自の視点で構成した『世界一ランキング』や、まだ認定されていない世界記録の候補を探し出す『Catch Up No.1 No.1をさがせ!』などがありました。また、視聴者から推薦された特技や一発芸を審査するオーディションコーナー『WRSのタマゴ』もあり、認定されたら「金のタマゴ」称号と伴に賞金が贈呈される形になっていました。

スタッフ陣

番組は多くのスタッフの協力によって支えられていました。ナレーションを担当したのは垂木勉、構成には池田一之らが名を連ねました。技術面でも、映像調整や音声など、多くの専門家が関与し、クオリティの高い番組制作がなされていました。

このように、『ワールド☆レコーズ』は多様な競技や企画、人物が集結し、視聴者に楽しさと驚きを提供する魅力的なバラエティ番組として記憶されています。

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