七城雅

七城 雅（ななしろ みやび）

七城雅、愛称は「きど」、「キッド」、「ななぴー」は、宝塚歌劇団月組に所属する男役スターです。彼は愛知県名古屋市出身で、市立名東高等学校を卒業した後、2017年に宝塚音楽学校に入学しました。2019年に105期生として音楽学校を卒業し、同年、宝塚歌劇団の一員としてデビューしました。

初めての舞台は、宙組による「オーシャンズ11」であり、こちらで初めての演技を披露しました。彼の素晴らしいパフォーマンスは早くから評価され、その後月組に配属されました。2023年には「応天の門」で新人公演初主演を果たし、同じく105期から初めてとなる新人公演の主演が誕生しました。

主な舞台経歴

七城は、その華やかな舞台経歴を持っています。特に月組においては、多くの作品に出演してきました。2019年10月から12月にかけては『I AM FROM AUSTRIA-故郷（ふるさと）は甘き調（しら）べ-』にて新人公演として出演し、2020年には『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』や『ピガール狂騒曲』という重要な作品にも挑戦しました。

2021年2月から3月にかけては、『ダル・レークの恋』にも出演し、その後も『桜嵐記（おうらんき）』や『Dream Chaser』など、数多くの作品で観客を魅了しました。

2022年には、『今夜、ロマンス劇場で』や『グレート・ギャツビー』などで印象に残る演技を見せ、新人公演でもトム・ブキャナンを演じ、本役の鳳月杏とともにその魅力を引き出しました。さらには、同年の全国ツアー『ブラック・ジャック 危険な賭け』や『FULL SWING!』でもその演技力を証明しました。

2023年には『DEATH TAKES A HOLIDAY』にてヤングロベルト役で出演し、続く『フリューゲル-君がくれた翼-』においてもその多才ぶりを発揮しました。

また、2024年にも『Golden Dead Schiele』などの多彩な役柄に挑戦しており、海神たちのカーニバルにも出演中です。今後ますますの活躍が期待される七城雅は、これからの宝塚の舞台を担う素晴らしい才能であると言えるでしょう。

さらに、2019年の『宝塚巴里祭2019』にも参加し、舞台における存在感は多くのファンに感動を与えています。七城雅の今後の活動にもぜひ注目してほしいです。

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