七日町通り

七日町通り：会津若松の歴史と文化が交差する場所

七日町通りは、福島県会津若松市の中心部を東西に走る、歴史と文化が豊かな通りです。その起点は、野口英世青春通り西側からJR只見線七日町駅付近まで。

歴史

江戸時代、七日町通りは越後街道、米沢街道、下野街道が交わる交通の要衝として栄えました。特に旅籠が多く、明治初期には30軒もの旅籠が軒を連ねていたと言われています。「七日町」という名前は、毎月七の日に市が立っていたことに由来します。

1934年には七日町駅が開業し、昭和後半には国道49号の一部として交通量が増加しました。その後、若松バイパスの整備により、現在は国道252号の一部となっています。

観光資源としての活用

1994年3月、七日町通りまちなみ評議会が発足し、歴史的建造物を活かした商店街の再生が始まりました。レオ氏郷南蛮館、洋館、白木屋資料館、阿弥陀寺御三階などの歴史的建造物が点在し、街の景観を彩っています。これらの建物を活用し、魅力的な商店街づくりが進められています。

2002年には七日町駅が改修され、アンテナショップの機能も備えた「駅Cafe.」がオープンしました。観光客向けのバス「ハイカラさん」や「あかべぇ」も七日町通りを経由し、観光客に便利なアクセスを提供しています。

周辺情報

七日町通り沿いには、歴史的な寺院や資料館などが点在しています。

阿弥陀寺：由緒ある寺院。
常光寺：歴史を感じさせる寺院。
金剛寺：静寂に包まれた寺院。
天光稲荷神社：商売繁盛の神様。
レオ氏郷南蛮館：歴史的な資料を展示。
白木屋資料館：会津の歴史や文化を紹介。
* JR只見線七日町駅：旅の拠点となる駅。

七日町通りは、歴史的な建造物と現代的な魅力が融合した、会津若松を代表する観光スポットです。散策しながら、会津の歴史と文化に触れてみてください。

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