七瀬 (ストリートファイター)
七瀬（ななせ、Nanase）は、アリカが開発し、カプコンが販売した人気対戦格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズに登場するキャラクターです。その声は七瀬、そして後述の紗波音ともに、声優の緒方恵美氏が担当しています。
彼女が初めてプレイヤーの前に姿を現したのは、『ストリートファイターEX2』においてです。この時点では隠しキャラクターとして登場しましたが、『EX2 PLUS』以降は通常の選択可能なキャラクターとなりました。七瀬は水神家本家の血を引く娘であり、シリーズの主要人物であるカイリ（実兄）とほくと（異父姉）の妹にあたります。彼女の性格は非常に天真爛漫で、特に姉であるほくとを深く慕っており、その愛情を示すかのように姉と同じデザインの胸当てを身に着けています。しかし、家族が歩む過酷な運命に直面し、修羅の道を進む兄カイリと、彼を追って旅に出た姉ほくとの戦いを止めたいという強い願いから、自身も旅立つことを決意します。彼女に関する公式なプロフィールは、『ストリートファイターV』の公式サイトにある「シャドルー格闘家研究所」内の「キャラ図鑑」でも詳細が公開されています。
一方、アリカの別作品である対戦格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』においては、七瀬は直接登場しません。この作品の世界観では、姉ほくとが暗殺者として覚醒した姿である「訃（しらせ）」の手により、カイリ抹殺の障害となりうる記憶を消し去るべく、ほくと自身の最後の意思によって存在を消滅させられたとされています。その代わりに、『ファイティングEXレイヤー』には、七瀬の技を使用する関連キャラクター、紗波音（さなね、Sanane）が登場します。
紗波音は、『ファイティングEXレイヤー』でオリジナルキャラクターとして初登場しました。フルネームは鈴木紗波音。彼女はスポーツ万能で明るい性格の女子大生として描かれています。特にスポーツ薙刀の世界でその才能を発揮していますが、薙刀を操る際に時折デジャヴュのような感覚を覚えることがあります。異種格闘技戦で出会った疾風（はやて）という男性に何か特別なものを感じたことで、自身の生い立ちについて疑問を抱き始めます。ゲーム内での性能は七瀬のものを引き継いでいますが、七瀬との直接的な関連性については明確には語られていません。
七瀬は、古武術の技術に加え、伸縮自在の特殊な棒「棍（こん）」を巧みに操るのが特徴です。これにより、姉ほくとと共通する、あるいは類似した技のほか、彼女独自のオリジナル技も多数持ち合わせています。特にジャンプ速度が非常に速く、これを利用した飛び込みからの攻めは強力な戦術の一つです。ほくとと比較すると、全体的に技の癖が少なく、比較的扱いやすいため、シリーズ初心者にも推奨されるキャラクターと言えるでしょう。
彼女の技には、相手を掴んで倒す投げ技「掴（きゃく）」や「頚手絞（けいしゅこう）」、中段判定の肘撃ち「踏肘崩（とうちゅうほう）」、空中で出す膝落とし「落膝激（らくしちげき）」などがあります。特殊な動きとして、相手を後方に押し流し背後を取る「流水（りゅうすい）」も特徴的です。また、ガードブレイク技またはハードアタック技として「忍冬（すいかずら）」を持ち、これはボタン長押しで棍が伸びるというユニークな性能を持ちます。
必殺技では、伸縮する棍での突きを最大3連続で繰り出す「三連棍（さんれんこん）」や、対空技として機能する「天昇棍（てんしょうこん）」、前方へ飛び込みながら棍を突き出す「霞颪（かすみおろし）」、相手の攻撃を受け止めて反撃するカウンター技「月鏡牡丹（げっきょうぼたん）」などがあります。
さらに強力なスーパーコンボとして、回転させた棍を投げつける「弥生投棍技（やよいとうこんぎ）」や、棍を使った連続攻撃から相手を打ち上げる「十六夜烈棍（いざよいれっこん）」、そして相手を宇宙まで打ち上げてからの急降下攻撃というド派手な「待宵天泣激（まちよいてんきゅうげき）」が存在します。『EX3』では、ほくとと組んだ際に特別なメテオタッグコンボを発動することも可能です。
ゲーム以外のメディアでは、ドラマCD「ストリートファイターEX2」の特別編「ほくとと七瀬の裏ドラナイト」に登場し、ここではギャグ要素の強いカイリやほくとに対し、比較的原作に近い設定でツッコミ役を担うことが多いです。また、ケーキ屋でアルバイトをしている設定や、自身の胸のサイズ（ほくとにAカップと言われるが自身はBカップを主張）を気にしている描写なども見られました。
七瀬
対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズ（『EX2』以降）
紗波音
対戦型格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』
ほくと (ストリートファイター)
カイリ (ストリートファイター)
ゲームへの登場と背景
彼女が初めてプレイヤーの前に姿を現したのは、『ストリートファイターEX2』においてです。この時点では隠しキャラクターとして登場しましたが、『EX2 PLUS』以降は通常の選択可能なキャラクターとなりました。七瀬は水神家本家の血を引く娘であり、シリーズの主要人物であるカイリ（実兄）とほくと（異父姉）の妹にあたります。彼女の性格は非常に天真爛漫で、特に姉であるほくとを深く慕っており、その愛情を示すかのように姉と同じデザインの胸当てを身に着けています。しかし、家族が歩む過酷な運命に直面し、修羅の道を進む兄カイリと、彼を追って旅に出た姉ほくとの戦いを止めたいという強い願いから、自身も旅立つことを決意します。彼女に関する公式なプロフィールは、『ストリートファイターV』の公式サイトにある「シャドルー格闘家研究所」内の「キャラ図鑑」でも詳細が公開されています。
一方、アリカの別作品である対戦格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』においては、七瀬は直接登場しません。この作品の世界観では、姉ほくとが暗殺者として覚醒した姿である「訃（しらせ）」の手により、カイリ抹殺の障害となりうる記憶を消し去るべく、ほくと自身の最後の意思によって存在を消滅させられたとされています。その代わりに、『ファイティングEXレイヤー』には、七瀬の技を使用する関連キャラクター、紗波音（さなね、Sanane）が登場します。
紗波音について
紗波音は、『ファイティングEXレイヤー』でオリジナルキャラクターとして初登場しました。フルネームは鈴木紗波音。彼女はスポーツ万能で明るい性格の女子大生として描かれています。特にスポーツ薙刀の世界でその才能を発揮していますが、薙刀を操る際に時折デジャヴュのような感覚を覚えることがあります。異種格闘技戦で出会った疾風（はやて）という男性に何か特別なものを感じたことで、自身の生い立ちについて疑問を抱き始めます。ゲーム内での性能は七瀬のものを引き継いでいますが、七瀬との直接的な関連性については明確には語られていません。
ゲームプレイ上の特徴
七瀬は、古武術の技術に加え、伸縮自在の特殊な棒「棍（こん）」を巧みに操るのが特徴です。これにより、姉ほくとと共通する、あるいは類似した技のほか、彼女独自のオリジナル技も多数持ち合わせています。特にジャンプ速度が非常に速く、これを利用した飛び込みからの攻めは強力な戦術の一つです。ほくとと比較すると、全体的に技の癖が少なく、比較的扱いやすいため、シリーズ初心者にも推奨されるキャラクターと言えるでしょう。
彼女の技には、相手を掴んで倒す投げ技「掴（きゃく）」や「頚手絞（けいしゅこう）」、中段判定の肘撃ち「踏肘崩（とうちゅうほう）」、空中で出す膝落とし「落膝激（らくしちげき）」などがあります。特殊な動きとして、相手を後方に押し流し背後を取る「流水（りゅうすい）」も特徴的です。また、ガードブレイク技またはハードアタック技として「忍冬（すいかずら）」を持ち、これはボタン長押しで棍が伸びるというユニークな性能を持ちます。
必殺技では、伸縮する棍での突きを最大3連続で繰り出す「三連棍（さんれんこん）」や、対空技として機能する「天昇棍（てんしょうこん）」、前方へ飛び込みながら棍を突き出す「霞颪（かすみおろし）」、相手の攻撃を受け止めて反撃するカウンター技「月鏡牡丹（げっきょうぼたん）」などがあります。
さらに強力なスーパーコンボとして、回転させた棍を投げつける「弥生投棍技（やよいとうこんぎ）」や、棍を使った連続攻撃から相手を打ち上げる「十六夜烈棍（いざよいれっこん）」、そして相手を宇宙まで打ち上げてからの急降下攻撃というド派手な「待宵天泣激（まちよいてんきゅうげき）」が存在します。『EX3』では、ほくとと組んだ際に特別なメテオタッグコンボを発動することも可能です。
ゲーム以外のメディアでは、ドラマCD「ストリートファイターEX2」の特別編「ほくとと七瀬の裏ドラナイト」に登場し、ここではギャグ要素の強いカイリやほくとに対し、比較的原作に近い設定でツッコミ役を担うことが多いです。また、ケーキ屋でアルバイトをしている設定や、自身の胸のサイズ（ほくとにAカップと言われるが自身はBカップを主張）を気にしている描写なども見られました。
主な登場作品
七瀬
対戦型格闘ゲーム『ストリートファイターEX』シリーズ（『EX2』以降）
紗波音
対戦型格闘ゲーム『ファイティングEXレイヤー』
関連人物
ほくと (ストリートファイター)
カイリ (ストリートファイター)
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