七郷村 (岐阜県)

七郷村（ななさとむら）

概要

七郷村は、かつて岐阜県本巣郡に存在した村です。現在の岐阜市西北部に位置し、川部、小西郷、西改田、上尻毛、東改田、又丸などの地域を含みます。村の名前は、合併した7つの村に由来します。

歴史

江戸時代末期、この地域は美濃国方県郡に属し、磐城平藩の領地でした。

1889年（明治22年）7月1日、下西郷村、小西郷村、西改田村、東改田村、上尻毛村、川部村、又丸村が合併し、七郷村が誕生しました。

1897年（明治30年）4月1日、方県郡が分割され、七郷村は本巣郡の所属となりました。同日、七郷村の一部（旧・下西郷村）が分離し、中西郷村、上西郷村、小野村、中村と合併して西郷村となりました。

1950年（昭和25年）8月20日、七郷村は岐阜市に編入され、その歴史に幕を閉じました。

学校

七郷村には、七郷村立七郷小学校（現在の岐阜市立七郷小学校）がありました。中学校は、北方町の本巣郡学校組合立北方中学校（現在の北方町立北方中学校）に通学していました。

交通

村内には、名古屋鉄道揖斐線の尻毛駅、川部橋駅、又丸駅がありました。

その他

岐阜市には、上西郷、中西郷、下西郷、小西郷という、西郷の名を冠する地名が同じ地域に存在します。これは、明治時代の合併時に、小西郷のみが七郷村となった影響によるものです。現在でも、この影響により小学校・中学校の学区が異なっています。

脚注

この文章は、七郷村に関する様々な資料を基に作成されました。

関連項目

岐阜県の廃止市町[[村]]一覧

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